開講年度2021
開講学科2021年度歯学部歯学科
2020年度歯学部歯学科
科目名情報統計学ⅠB
担当教員佐部利 真吾
学期曜日時限春学期 水曜日 2時限
チームコード
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス楠元キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
データ分析の理論と実践及び情報処理・基礎編
授業の概要
本講義では、統計学の基礎及び様々な分野で利用されるデータ分析手法について解説し、加えてコンピュータを使った実習を行う。講義の進め方は、まず手法の理論を学び、次にその手法を手計算で実行してもらう。そして、Excel を使った情報処理及びデータ分析の実行方法も学ぶ。
授業の到達
目標
統計学の基礎およびデータ分析手法の基礎的理論を説明できる。
実際にデータ分析手法を実行し、結果を正しく解釈できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1・ガイダンス
 授業の概要の説明
・統計学の概要と利用について
【予習】シラバスを読み、テキストを概観して授業内容を把握する(90)
【復習】テキストを見て授業全体について確認する(90)
2・母集団と標本 推測統計の枠組み
・尺度水準 データの種類について
・度数分布表 データの分布の把握
【予習】テキストpp.2-6を読んで疑問点を整理する(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
3・ヒストグラム
 データの分布を視覚的に把握する
・基本統計量(代表値)
 データを代表する値について
【予習】テキストpp.6-12を読んで疑問点を整理する(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
4・基本統計量(散布度)その1
 データの散らばり具合について
【予習】テキストpp.14-16を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
5・基本統計量(散布度)その2
 エラーバー付きグラフなど
・母集団の分布(離散型)
 二項分布を通して離散型確率分布を理解する
【予習】テキストpp.16-21を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
6・母集団の分布(連続型)
 正規分布を通して連続型確率分布を理解する
・標本分布その1
 標本分布の基本的な考え方
【予習】テキストpp.23-30を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
7・標本分布その2
 数表を使った標本分布での確率の求め方
 標本分布のシミュレーション
【予習】テキストpp.30-33を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
8・母平均の区間推定その1
 区間推定の考え方
【予習】テキストp.34を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
9・母平均の区間推定その2
 区間推定の計算手順およびシミュレーション
・統計的仮説検定の考え方
 統計学で仮説を調べるときの考え方
【予習】テキストpp.35-38を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
10・データに対応がない場合のt検定
 2条件間の母平均に差があるか調べる
【予習】テキストpp.39-40を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
11・両側検定と片側検定
 二通りの検定方法について
・第一種の誤りと第二種の誤り
 検定における二種類の誤りを理解する
【予習】テキストpp.40-41を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(90)
12・効果量と検定力分析
・データに対応がない場合のt検定の前提
・F検定
 2条件間の母分散に差があるか調べる
【予習】テキストpp.41-45を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
13・データに対応がある場合のt検定
 対応のあるデータで差があるか調べる
【予習】テキストpp.46-47を読んでおく(90)
【復習】再度テキストを読んで授業の内容を確認し理解を深める(60)。自宅または大学のパソコンで、テキストにある手順を行う(30)
14問題演習【予習】テキストを読んで全授業内容を総復習する(90)
【復習】テキストを参照しながら問題演習を再度行う(90)
15問題演習(解説)【復習】問題演習の結果をもとに、間違えた・不安な箇所を重点的にテキストを読んで復習する(90)。問題演習を再度行い、何も参照しなくても解けるようにする(90)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業中に指示する課題30%各授業内で実施した内容を理解し、それを適切に実行できる。
定期試験70%統計学の基礎およびデータ分析手法の基本的事項を十分に理解し、その手法を適切に実行し解釈できる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ワークブックで学ぶ統計学入門』佐部利真吾現代数学社1200+税978-4768704363
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業時間外の質問は、授業時間の前後に教室で直接すること。
備考
自分が何回欠席したかという質問は受け付けない。
正当な理由のない極度の遅刻は欠席扱いとする。
授業内容は、学生の理解の状況等に応じて柔軟に変更されることがある。
画像
ファイル
更新日付2022/02/02 10:37:29