開講年度2021
開講学科法学研究科法律学専攻博士前期課程-2005
科目名租税法研究(Ⅱ) 講義
担当教員川崎 賢二
学期曜日時限通年 月曜日 2時限
通年 月曜日 3時限
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数4
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
租税法の基礎理論を中心とした租税法体系の理解~基礎理論が解ると租税法は面白い~
授業の概要
・租税法を研究するにあたりバックグラウンドにある基礎理論を詳細に解説し、今後の研究活動に役立てる。
・概念論を中心に解説し、租税法における諸問題の本質的な部分を理解する。
・租税実務において理論と乖離している論点についても整理し、その相違について検討する。
・判例評釈及等の報告及びそのディスカッションを通じて、法律家にとって必要なリーガルマインドを養成する。
授業の到達
目標
・租税法の研究領域は法律学のみならず、経済学や会計学といった学問分野を含むほど広範であるが、先ずは租税法の基礎理論を習得することに努めること。
・租税法における諸課題及びそれに関連する判例等の評釈するにあたり、論点への正確なアプローチができるようになること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
・授業中に説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
・これまでの税理士としての長年の実務経験から体得してきた理論と実務の乖離点や、租税実務におけるエピソード等も交えて講義をしていきたい。
・裁判所における民事及び家事調停委員、司法委員や参与員といった公職の経験から、租税に関する私人間でのトラブルとその解決法等について説明したい。
・新聞等で報道されているアップトゥデイトな租税に関する話題についても、実務経験を踏まえて解説する。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1租税法の研究にあたって【予習】シラバスを読み、受講の準備をする(120分)。
【復習】今後の研究姿勢について確認する(120分)。
2租税の現状【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
3租税の必要性【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
4我が国の租税法の形成過程1【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
5我が国の租税法の形成過程2【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
6我が国の租税法の歴史的変遷1【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
7我が国の租税法の歴史的変遷2【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
8租税法律主義1【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
9租税法律主義2【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
10租税公平主義【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
11水平的公平と垂直的公平【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
12租税法の法源1【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
13租税法の法源2【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
14租税法の効力【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
15租税法の解釈【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
試験実施方法(春)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法(春)
評価方法割合評価基準
講義への貢献度(通年)50通年評価のため、秋学期の同欄を参照されたい。
レポート50通年評価のため、秋学期の同欄を参照されたい。
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1租税法の適用【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
2租税法と私法1~信義則の原則~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
3租税法と私法2~信義則の原則~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
4租税法と私法3~借用概念~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
5租税法と私法4~借用概念~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
6租税回避行為1【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
7租税回避行為2【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
8課税要件論1~納税義務者~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
9課税要件論2~課税物件とその帰属~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
10課税要件論3~課税標準と税率~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
11租税手続法1~賦課課税方式~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
12租税手続法2~申告納税方式~【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
13租税争訟法総論【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
14租税処罰法総論【復習】テキストの中で該当する箇所を照らし合わせながら、講義により学んだことを自分なりに整理し直す(120分)。
15総括【復習】これまでの講義内容を改めて復習する(120分)。
試験実施方法(秋)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法(秋)
評価方法割合評価基準
講義への貢献度(通年)50出席状況・講義への参加姿勢・討論及び質疑応答での積極的な発言などの点を総合的に評価する。
レポート50レポートの内容について、先行研究の整理・判例等の分析・独創的な着眼点による見解等の観点を中心として、総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『租税法(第23版)』金子宏弘文堂7,150円978-4-335-31541-1改訂の場合、最新版へ切替
2.『租税判例百選(第6版)』中里 実 他編有斐閣 2,860円978-4-641-11529-3
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
・講義終了後に教室にて行う。
備考
・租税法の本質を理解したい、という意欲をもった大学院生の参加を期待する。
・受講生の理解度を重視しながら講義を進めていく。
・テキストに加え、開講年度と同年版の税務六法も必携とする。
画像
ファイル
更新日付2021/02/25 10:58:30