開講年度2021
開講学科2020年度法学部法律学科
科目名基礎演習Ⅰ
担当教員佐藤 啓子
学期曜日時限春学期 水曜日 1時限
チームコード
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーJ132-841-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP1-1 社会に関する知識 ◎ J-DP3-2 コミュニケーション能力 ◎ J-DP3-3 チームワーク力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
法学の第一歩を歩む
授業の概要
 大学生活の基本となる読む・書く・聞く・話すを身に着けつつ、法律学の基礎を学ぶことがねらいです。
 レポート・テストなどの課題が出されたとき、教員は「当然知っているもの」として説明しない場面が出てきます(その授業を受講しているのが一年生だけとは限らないため)。そのような場面に直面した時に学生がどのように行動することを教員は期待しているか、を知り、少なくとも法学部の授業でそれを実行するためのスキルを身につけましょう。
 知識として「これをすればいい」と知っていることと、実践していることは大違いです。習ったことを実際に行いましょう。
授業の到達
目標
① 大学生活の基本となる読む・書く・聞く・話す能力の涵養、要するに、大学生活をしていて「まごまご」しなくてすむ技術の習得。法学部生として、あるいは学生として、大学という場所での考え方やふるまい方を知ること。
② 課題に取り組むにあたっての段取りの習得
③ 新入生にふさわしいレベルの法律学の基礎知識の獲得。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内で解説する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
特になし
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1この科目の説明・受講上の注意
自己紹介、他己紹介(聞く、話す)
教科書の購入
宿題:第4回までに図書館のガイダンス(モーニングアワー)に参加すること(30分)
2大講義のノートの取り方(聞く、書く)予習:教科書156-163頁と法学ガイドブック3頁を読んでくること。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
3法学ガイドブック1(読む)
ゼミ発表のアンケート(テーマ、グループ分け)
予習:法学ガイドブック4-24頁を読んでくること。難しい言葉の確認。難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
復習:法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
4図書館の使い方
法学ガイドブック2(読む)…第3回の続き
予習:前回の続きの部分の見直し(15分)
宿題:法学ガイドブック4-9頁を参照しつつ、授業中配布する『有斐閣六法の使い方・読み方』を熟読してくる(120分)
5ゼミとは何か(話す、聞く)予習:教科書9-11、163-171頁を読んでくること。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
ディベートのテーマについて調べる(30分)
6ディベート体験1(聞く、書く、話す)予習:ディベートのテーマについて、紙媒体で調べてくる(ネット不可)(90分)
7ディベート体験2(聞く、書く、話す)ディベートのテーマについて、紙媒体で調べ(ネット不可)、自分の意見と、自分と反対の意見を、どちらも言えるようにしてくる(60分)
8ゼミ発表1(チームA)(話す、書く、聞く)発表者の予習:ゼミ発表の準備(450分)
発表者以外の予習:テーマについて調べ、質問を考えてくる(15分)
発表者以外の復習:発表についてのレポートをまとめる(45分)
9ゼミ発表2(チームB)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
宿題:第12回のための模擬答案を書く。民事法入門の教科書から、問題の該当部分を自分で探し、自分なりの「初めての答案」を書いてみよう。(120分)
10ゼミ発表3(チームC)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
宿題:第13回のための模擬答案を書く。民事法入門の教科書から、問題の該当部分を自分で探し、自分なりの「初めての答案」を書いてみよう。(120分)
11ゼミ発表4(チームD)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
12一行問題への対処(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
13事例問題への対処(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
14一行問題の答案をブラッシュアップするには(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
15事例問題の答案をブラッシュアップするには(書く)
全体のまとめ、講評、質疑応答
予習:4か月で学んだことを振り返り(45分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業の課題40%期限までに提出したか。課題内容に適合した提出物か。
授業での発言30%授業で指名されたときに的確に答えられるか。また、事前に教科書の予習が求められているときに朗読を求められた場合には、漢字の読み方や言葉の意味を調べてきたか。
報告とディベート30%チームで協力し分担して内容をまとめてきたか。資料の扱いは適正か。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『法学学習Q&A』横田明美ほか有斐閣800円+税978-4-641-12609-1320.7/0250
2.『新入生のための法学部必勝学習法』武居一正法律文化社1000円+税978-4-589-03759-7320.7/0239
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『法学ガイドブック』初回授業で配布
2.『有斐閣六法の使い方読み方』第3回授業で配布
参考URL
1.なし
質疑応答
オフィスアワー時に、研究室で受け付けます。
授業の前も可能です。(次の授業があるので、授業後は短い質問のみ可)
Eメールも可能です。(sato@dpc.agu.ac.jp 携帯電話からの場合には、インターネットからのメールを受信する設定にしてからメールすること)
備考
(1) 受講生にかかわる情報
この科目は大学生活入門も兼ねているので、積極的に参加してください。
(2) 受講のルールに関する情報
・開始のチャイムまでに着席すること。遅刻は欠席扱いです。また、担当教員に無断で退室をした場合も同様とします。
・六法と教科書を必ず携帯すること。(不要な場合は予告します)
・授業中は私語はしないでください。また、授業中は、許可が下りた時以外はスマホ等の操作をしないでください。違反したら平常点を減点します。スマホで条文を検索するのも減点対象です。
画像
ファイル
更新日付2021/02/01 14:07:47