開講年度2021
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名経営管理実習ⅠD
担当教員千葉 賢
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数1
科目ナンバーM231-601-63
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ビジネスに役立つデータ分析
授業の概要
ビジネスの現場では、常に何らかの問題や課題を抱えている。これらの問題を解決したり、課題を達成するためには、必要なデータを収集し、最適な分析手法でデータを処理し、得られた結果を考察して問題解決の糸口を見つけたり、意思決定を行う必要がある。そこで本講義では、実践的なデータセットを用いて解析手法を習得、データ処理から統計処理を実践することで、情報を適切に読み取り、問題解決策を提示することができる社会人(データサイエンティスト)の養成を目標に講義を進める。具体的には、多くの企業で蓄積されている売上実績や顧客データを代表的な表計算ソフトウェアのMicrosoft Excelの関数やピボットテーブルといった、データの集計・分析に有益なスキルを習得することを目標とする。講義は原則として下記スケジュールにしたがって実施されるが、受講者の理解を考慮して進度や講義内容は適宜調整する。
授業の到達
目標
(1) 思い通りの条件でデータを集計できる
(2) 条件分岐と値の判定結果を使い分けることができる
(3) 表の検索とデータ転記を効率的に実行できる
(4) 日付と時刻の計算を自由に操作できる
(5) 文字列操作と表記の統一を円滑に遂行できる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
Microsoft Teamsを用いてレポートの回収、返却を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「データ分析のススメ」:講義の概要と方針、データ分析の範囲、データ分析を行う理由、データ分析がもたらす副産物「予習」:シラバスを確認し、授業内容を事前に確認する(30)
「復習」:配布された資料を熟読する(30)
2関数の基本:関数の書式、絶対参照・相対参照・複合参照、配列数式「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
3データの集計(1):条件付き集計、月・年・四半期単位の集計、価格帯別集計「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
4データの集計(2):複数シートにまたがる集計、クロス集計「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
5数値処理:切り上げ、切り下げ、四捨五入、順位付け「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
6条件分岐と値の判定:論理式と論理値、条件分岐、エラー表示の回避「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
7表の検索とデータ転記:完全一致、部分一致での表引き、条件範囲の自動取得「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
8日付と時刻の計算:シリアル値の概念、営業日と祝日の処理「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
9文字列操作と表記の統一:全角と半角、大文字・小文字、特定文字の挿入・削除・置換「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
10条件付き書式と入力の条件「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
11ピボットテーブルの仕組み:ピボットテーブルの各部の名称と機能「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
12ピボットテーブルの基本操作:単純集計表、クロス集計表「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
13データの集計、比率、累計、順位の計算「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
14階層構造のピボットテーブル「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
15応用的な分析手法:ドリルダウン、スライス分析「予習」:テキストの該当箇所を熟読する(30)
「復習」:講義内で作成したデータ処理方法を確認する(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート(2回)70%データを適切に収集・整理・要約できる。
平常点30%授業内で作成した電子ファイルの内容が含まれる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『Excel関数+組み合わせ術 実践ビジネス入門講座』きたみあきこSBクリエイティブ1738978-4797388718
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本』木村幸子翔泳社2508978-4798155784
参考URL
質疑応答
講義内容で疑問がある場合は、講義終了後に遠慮なく質問してください。オフィスアワー(金曜5限、千葉研究室(2812))も積極的に活用してください。研究室に訪問するのが難しい場合は、E-mail (m-chiba@dpc.agu.ac.jp)かTEL(090-4712-0333)、Microsoft Teamsのチャット機能などを用いて連絡していただいても結構です。
備考
授業中の私語、携帯電話操作は厳禁とします。
画像
ファイル
更新日付2021/01/19 09:51:29