開講年度2021
開講学科経済学科 2013年度以降入学
2020年度経済学部経済学科
科目名公共経済学A
担当教員岡谷 良二
学期曜日時限春学期 金曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE231-235-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
E-DP3-1 応用的分析力 ◎ E-DP3-2 問題解決力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
公共財
授業の概要
 公共経済学Aでは、ミクロ経済学を応用して、公共財が存在する市場における資源配分とその効率性について説明する。ミクロ経済学を応用するので、入門的なミクロ経済学(1年次配当のミクロ経済学IとII)を理解していることが必要である。また、数学を用いるので、1年次配当の経済数学IとIIの内容を理解していることも必要である。

 この講義を受講し、公共財について理解することで、現実の世界で起きている様々な公共財に関する問題について論理的な説明が可能となり、経済理論的な解決法を考え、問題に対処する現実的に可能な方法や政策について考えられるようになる可能性がある。また、公共経済学という範囲を超えて、一般的に経済理論とはどのようなものかということを知るきっかけになると考えられる。
授業の到達
目標
・公共財とは何か説明できるようになること。
・公共財に関するサミュエルソン条件を説明できるようになること。
・ゲーム理論の基本を理解すること。
・囚人のジレンマのゲームを用いて公共財のただ乗り問題を説明できるようになること。
・クラークメカニズムを理解すること。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験は、補講あるいはWebcampusで説明する。
授業中の課題は、授業中に説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ミクロ経済学の復習ミクロ経済学Iの復習 (90分)
2便益と費用授業内容の復習と宿題(90分)
3公共財授業内容の復習と宿題(90分)
4サミュエルソン条件授業内容の復習と宿題(90分)
5囚人のジレンマとただ乗り行動授業内容の復習と宿題(90分)
6ゲーム理論の基本授業内容の復習と宿題(90分)
7ナッシュ均衡授業内容の復習と宿題(90分)
8公共施設建設ゲーム授業内容の復習と宿題(90分)
9公共施設建設ゲームのナッシュ均衡授業内容の復習と宿題(90分)
10公共施設建設ゲームの応用授業内容の復習と宿題(90分)
11クラークメカニズム授業内容の復習と宿題(90分)
12効率性と耐戦略性授業内容の復習と宿題(90分)
13ただ乗り問題についての考察授業内容の復習と宿題(90分)
14様々なメカニズム授業内容の復習と宿題(90分)
15まとめふりかえり学習用の宿題 (90分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50%問題に対して適切な説明にもとづいて結論にいたっていること。
授業中の課題50%課題に対して適切な説明にもとづいて結論にいたっていること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業終了後に質問時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2021/02/03 11:58:29