開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名商学特論Ⅳ
担当教員岡野 純司
学期曜日時限春学期 金曜日 1時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-239-74
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-1 ビジネスの現場において必要不可欠とされる広範な知識や技能を修得している。 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
消費者問題と政策を学ぶ
授業の概要
この授業は皆さんが消費者として自立することができる知識・能力を身につける授業です。このためどのコースの方でも参加することができ、前提知識は求めません。
消費者と事業者との間には情報の質・量や交渉力の格差等があり、これに起因して消費者に被害が発生することがあり、消費者は自らの利益の擁護・増進のために、自主的かつ合理的に行動することができるよう自立する必要があります。
そこでこの授業では、自立した消費者として安心して安全で豊かな消費生活を営むための知識、および主体的に消費者市民社会の形成に参画し、発展に寄与できることができる知識を学び、これらを適切な行動に結び付けることができる実践的な能力、能力を育成します。
授業の到達
目標
①安心して安全で豊かな消費生活を営むための知識を身につけ、行動することができる。
②主体的に消費者市民社会の形成に参画し、発展に寄与することができる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
フィードバック方法:講義連絡により最終評価について総評を行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業で説明する事項に関連して、教員の小売・サービス業の法務部門での実務経験と消費問題に関する消費者団体での研究実績に基づいて、消費者問題の事例やこの問題が企業の活動に与える影響、消費者の対応例を説明します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
○本授業の概要と今後の学習の流れを理解します。
【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(120)
【復習】授業の全体について確認(120)
2「消費者問題①」
○流通論で学習した消費者問題を更に詳しく説明します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
3「消費者問題②」
○今どのような消費者問題が生じているのか、特に若者の被害を中心に消費者白書から理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
4「消費者政策の概要」
○少子や問題に対する政府の政策とこれを担う行政機関について理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
5「消費者市民社会の構築①」
○消費がもつ影響力を理解します。
○持続可能な消費の実践を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
6「消費者市民社会の構築②」
○消費者の参画・協働を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
7「消費者問題についての講演①」
○消費者問題に関するトピックスについて専門家に講演してもらいます。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
8「商品等の安全①」
○商品安全の理解と危険を回避する能力を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
9「商品等の安全②」
○トラブル対応能力を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
10「生活の管理と契約①」
○選択し、契約することへの理解と考える態度を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
11「生活の管理と契約②」
○生活を設計・管理する能力を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
12「情報とメディア①」
○情報の収集・処理・発信能力を理解します。
○情報社会のルールや情報モラルを理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
13「情報とメディア②」
○消費生活情報に対する批判的思考力を理解します。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
14「消費者問題についての講演②」
○消費者問題に関するトピックスについて専門家に講演してもらいます。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
15「本授業のまとめ」
○本授業の復習を行います。
〇今まで学習してきた内容に基づき少し大きめな設問を出し、皆さんと一緒に考えます。
【予習】資料の該当部分の熟読(120)
【復習】今回の授業内容を確認し理解を深める(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
出席し、授業内で出題された設問に答えるミニッツペーパーを提出80%当日の授業で学習した内容を説明することができる。
第15回の設問への解答20%消費者問題への対応方法について説明することができる。
※知識を問うものではなく、授業を通して学んだ身近な消費者問題への対応方法を具体的な事例で考えてもらいます。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に適宜資料を配布します。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
1.消費者庁HP消費者政策の資料が多数アップされています。
2.国民生活センターHP消費者問題の資料が多数アップされています。
3.名古屋市消費生活センターHP消費者問題の資料が多数アップされています。
質疑応答
研究室:アガルスタワー2916(9階)
オフィスアワー:木曜日の昼休み
教員在室中はいつでも質問可です。
備考
・授業の出席と学んだことを自分なりに考えるjことが重要な授業です。このため毎回出席を取り、かつ、皆さんが当日学んだことについて出された設問の答えを提出して出席とします。6回休むと成績評価の対象としません。遅刻・早退は2回で1回休みにカウントします。
・授業中の私語、スマートフォン・携帯電話・ゲーム機の使用を禁止します。特に私語等、他の学生の受講の妨げとなる場合は退出させます。
・授業のうち2回を外部講師による消費者問題・政策に関する講演にする予定です。内容により講演の回を変更します。
画像
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更新日付2021/02/19 10:07:22