開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名ヨーロッパの文化と社会Ⅰ
担当教員前田 織絵
学期曜日時限春学期 水曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-165-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-3 課題発見力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
オーストリアの歴史と文化(1) -ハルシュタット文明から現代オーストリアに至る歴史と文化について-
授業の概要
モーツァルト、シューベルトなどの偉大な音楽家を輩出したオーストリアは、ヨーロッパの中央部に位置する面積わずか8万4000平方キロメートルの小国であるが、かつてはハプスブルク家の本拠であり、現在でも高い芸術と美しい自然を持つ永世中立国である。また、ウィーンを首都とするこの国は、風俗、習慣、文化においても異なる9つの州からなる。「オーストリア」、「オーストリア民族」とはドイツやチェコ、ハンガリー、ユダヤ、ポーランドなどの多様な民族から成る文化的集団である。
この講義では、多民族国家としてのオーストリアの歴史、文化を中心に、特にウィーンの文化、そして芸術と文学に焦点を当てる。
授業の到達
目標
ドイツ語圏の一つ、オーストリアについて、ハプスブルク家の歴史とともに、多民族共生国家としてのオーストリアについて、またウィーンを中心に芸術、文化の側面からもオーストリアについての理解を深め、ドイツとの関わりについても理解する。
また、オーストリアの歴史と文化を学び理解することから、ヨーロッパ的観念と日本を比較し、日本についても客観的な視点を持てるようになることを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内のレポートについて:最終講義までにWEBキャンパスまたは授業の際にレポートを返却する際にコメントとアドバイスをする
定期試験について:成績発表日から1週間以内にWEBキャンパスから講評を送信する
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:履修上の注意と心構えについて

オーストリア知識度チェック・テスト
(成績には入れない)
予習:シラバスを読み、本講義について予め把握する(20)
復習:チェック・テストの内容について確認する(30)
2オーストリアにおける観光と食文化
 ・城
 ・観光
・食文化(1)
 
 
 
予習:初回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
31.現代のオーストリア事情(1)
  政治と移民
2.オーストリアの歴史(1)
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
4オーストリアの歴史(2)
 ハプスブルク家の盛衰
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
5オーストリアの歴史(3)
 ハプスブルク帝国からオーストリア共和国へ
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
6オーストリアにおける音楽(1)
 ・モーツァルトと映画『アマデウス』(1)
 

 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
7オーストリアにおける音楽(2)
 ・モーツァルトと映画『アマデウス』(2)
 ・ウィーンを中心とするクラシックの今昔
 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
8オーストリアとドイツにおける映画事情
 ・ドイツ語字幕翻訳とドイツ語圏の映画について
 ・映画に映しだされる社会と風俗について
*講演を予定
予習:前回配布資料で、内容確認(30)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(60)
9ウィーンにおけるカフェと文化
 ・カフェの歴史 
 ・ザッハートルテとは
 ・カフェの役割とは
 
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
10世紀転換期の文化(1)
 美術 分離派(シーレ、クリムトを中心に
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
11世世紀転換期の文化(2)
 建築(オットー・ヴァーグナーとヨーゼフ・マリア・オルブリヒ)を中心に
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
12世紀転換期の文化(3)
 文学(ローベルト・ムージルを中心に)
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
13世紀転換期のウィーン
 ヒトラーと反ユダヤ主義
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
14永世中立国としてのオーストリア予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
15現代のオーストリア事情(2)
 ・ハイダー政権
 ・ウィーンにおける極右旋風
予習:前回配布資料で内容確認(20)
復習:当日の授業内容についてハンドアウトや参考資料などで確認(30)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点40%毎回の授業で課すコメントカード: 論述内容から理解度により、ABC評価をする。
項目ごとに行う知識チェック小テスト:重要な項目について、小テスト形式でおこなう(5Point~10Point)
授業内小レポート1回20%授業内で設定するテーマについて、個人でサブテーマを設定してレポートを作成させる。
期末レポート40%授業で扱った内容について、歴史と文化の知識を問う。論述を含め40点満点の試験を行う。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ウィーン・オーストリアを知るための57章』広瀬佳一、今井顕明石書店2,000円+税
2.『図説 オーストリアの歴史』増谷英樹、古田善文河出書房出版社1,800円+税
3.『もっと知りたい 世紀末ウィーンの美術』千足伸行東京美術1,800円+税
4.『ウィーン世紀末文学選』池内紀岩波文庫840円+税
参考URL
質疑応答
直接質問がある場合:火曜日(9時00分~11時。非常勤の控室におります。)
メール:ori_luv_connection_rico@yahoo.co.jp
備考
・原則として特別な理由のない遅刻と欠席を厳禁する。
・プリントなどの配布物は自己管理すること。
・課題・レポートなどができていない場合、評価より減点する。(火・水曜日以外は出講していないため、提出物は必ず火・水曜日に提出のこと)
・授業中の携帯電話・タブレット端末の使用・私語・許可なく離席・退出することを厳禁する。また授業時の帽子・サングラス等の着用を認めない。
・授業の妨げとなると判断した場合、退出を求め、該当の授業回は欠席とする。
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更新日付2021/02/01 17:52:47