開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名文学Ⅰ
担当教員畠中 愛美
学期曜日時限春学期 水曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-135-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本の中世文学を読む/文学と合戦
授業の概要
日本文学史における中世の主要な作品を取り上げ、当時の人々の人生観・死生観を読み取り、作品が生み出された背景や作品享受について述べる。日本の歴史・文化への理解を深めるとともに、現代の我々との共通点・相違点を見出し、古典文学作品をより身近なものとして捉えることを目指す。
授業の到達
目標
主要な作品について、文学的特色を説明することができる。
作品世界と成立時代を関連付け、説明することができる。
当時の文化がどのように関わっているのかを述べることができる。
当時の人々の価値観を理解することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に授業連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
・授業方針の説明
・日本古典文学史における中世とは
【予習】
シラバスを読み、授業内容を把握する(30)
【復習】
授業内容の確認。日本古典文学史における中世について理解を深める(30)
2文学と合戦Ⅰ(概説)
取り扱う作品:『保元物語』・『平治物語』・『平家物語』・『義経記』など
【予習】
軍記物語の中にどのような作品があるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、軍記物語とはどのような文学作品なのか理解を深める(60)
3『保元物語』を読む
軍記物語における敗者への視線を学ぶ。
【予習】
『保元物語』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
4『平治物語』を読む
軍記物語における人物像の多様性を学ぶ。
【予習】
『平治物語』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの準備(180)
5『平家物語』を読む
軍記物語における諸本について学ぶ。
【予習】
『平家物語』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
6『義経記』を読む
軍記物語における別離描写について学ぶ。
【予習】
『義経記』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
7文学と合戦Ⅱ(概説)
取り扱う作品:『愚管抄』・『方丈記』・『徒然草』・『海道記』など
【予習】
中世の随筆等にどのような作品があるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、各作品について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
8『愚管抄』を読む
源平合戦と同時代の人々を通して、『平家物語』の主要人物を見る。
【予習】
『愚管抄』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポート執筆(600)
9『方丈記』を読む
随筆作品の特色を学ぶ。
【予習】
『方丈記』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
10『徒然草』を読む
当時の知識人の価値観を学ぶ。
【予習】
『徒然草』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
11『海道記』を読む
当時の人々にとっての旅について学ぶ。
【予習】
『海道記』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
12文学と合戦Ⅲ(概説)
取り扱う作品:『建礼門院右京大夫集』・『とはずがたり』など
【予習】
中世の女性による文学作品にどのようなものがあるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、それぞれの作品の特色について理解を深める(60)
13『建礼門院右京大夫集』を読む
源平合戦と同時代の人々を通して、『平家物語』の主要人物を見る。
【予習】
『建礼門院右京大夫集』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
14中世の文学作品に描かれる女性
取り扱う作品:『保元物語』・『平治物語』・『平家物語』など
【予習】
軍記物語において、どのような女性が登場するか簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
15『とはずがたり』を読む
文学作品をどのように読むかについて学ぶ。
【予習】
『とはずがたり』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
全体の復習(540)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50授業内容を理解し、出題されたテーマについて論述できている。
レポート30文献を調査し、考察することができている。
毎回の小課題20授業内容を理解し、自らの意見を述べることができている。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜プリントを配布。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『高校の時に使用した国語の教科書や便覧。』
2.『辞書類。』
3.『授業中に適宜指示する。』
参考URL
1.授業中に適宜指示する。
質疑応答
授業内容に関する質問は毎回実施の小課題に書けば、次回の授業の際に答える。
備考
原則として、私語・携帯電話の使用・無断退室を禁ずる。受講態度に問題がある場合、減点対象とする。授業スケジュール・扱う作品は、受講生の理解度等によって変更・調整する可能性がある。
画像
ファイル
更新日付2021/01/18 12:14:47