開講年度2021
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名哲学Ⅰ
担当教員岩佐 宣明
学期曜日時限春学期 金曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-111-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-3 課題発見力 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
哲学と科学
授業の概要
私たちが今日「哲学」と呼んでいる学問の起源は古代ギリシアにまで遡る。そこでは哲学という語は、一つの学問分野というよりも、知識を愛する人間の営み全般を表す名称だった。現代では、知識をそのもっとも洗練された形で手に入れようとする人間の営みは、一般に「科学」と呼ばれている。とはいえ、哲学に固有の問いかけが消え去ったわけではない(かもしれない)。たとえば、科学と呼ばれるものといわゆる迷信とはどこがどう違うのか、目に見えないという理由で幽霊の存在が否定されるのならなぜ同じ理由で電子の存在は否定されないのか等々、こうした問いを科学自身は主題的に探究しない。この授業では、科学とは何かを哲学的に考えるという視点から、私たちがいろいろなものごとを経験を通して学んでいく際の一般的な論理構造と、同時にまた、知識を愛する営みにおいて哲学がもちうる現代的意義について、理解を深めたい。
授業の到達
目標
・科学哲学に関する基本的な知識を得る。
・科学の営みをよく理解することで、極端な不信でも過信でもない科学に対する適切な見方・態度を養う(ないし、探す)。
・科学方法論としての科学哲学を学びつつ、その視点から私たちの日常的思考を批判的に反省する。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】授業の履修計画を立てる(30)
2序章【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
3第1章(枚挙的帰納法)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
4第1章(仮説演繹法、懐疑主義)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
5第1章(反証主義)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
6第1章(過小決定)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
7第2章(蓄積的進歩)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
8第2章(パラダイム論)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
9第2章(リサーチプログラム論、リサーチトラディション論)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
10第3章(実在論、悲観的帰納法、反実在論)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
11第3章(介入実在論)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
12第4章(相対主義、科学知識社会学)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
13第4章(相対主義批判)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
14第5章(統計的検定法)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
15第5章(ベイズ主義)【予習】教科書の該当範囲を読み、疑問点を整理しておく(60)
【復習】板書と講義内容をもとにノートを整理する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%科学哲学に関する基本的知識の習得度。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『疑似科学と科学の哲学』伊勢田哲治名古屋大学出版会2800円4815804532
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室は日進キャンパス2413、オフィスアワーは火・水曜日のお昼休み(12:50~13:20)です。メール連絡はnobuakii@dpc.agu.ac.jpで随時受け付けます。
備考
画像
ファイル
更新日付2021/02/02 22:23:13