開講年度2021
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
総合演習Ⅰ
科目ナンバーA412-478-30
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
部門専門  
対象学年4年
開講種別通年
曜日・時限・教室春学期 木曜日 3時限 206
春学期 木曜日 4時限 206
春学期 金曜日 4時限 206
秋学期 水曜日 3時限 206
秋学期 水曜日 4時限 206
単位数2
必修・選択必修
授業形態演習
担当者(所属講座)村木 克彦(薬効解析学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。


授業の概要
本演習は4年間の薬学教育で学んだ各授業科目の内容を再確認するとともに科目内での相互関係を具体的に理解するためのものである。さらにカリキュラムツリー(化学系、物理系、生物系、衛生系、医療系、複合系)の中における基礎事項の相互関連性を理解する。
授業の到達目標
4年次までの授業科目の基礎事項を正確に理解し、総合的に結び付け説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
別途配布される演習スケジュールに従い授業内容を受講前に確認し,予習をすること。受講後は、配布プリント、ノートを利用して復習し、内容と相互関係を理解すること。各回の演習前後に、およそ90分を目安として予習・復習をすること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1【薬化学講座・薬学総合教育講座】有機化合物の基本的性質・立体構造・合成法・化学反応性ならびに構造決定方法に関する基本的事項を説明できる。C3-(1), (2), (3), (4), (5)のまとめ
2【薬品分析学講座】物質の定性、定量分析に関する基本的事項を説明できる。免疫反応による生体防御機構とその破綻に関する基本的事項を説明できる。C2-(1), (2), (3), (4), (5), (6)、C8-(1), (2)のまとめ
3【製剤学講座】
物理化学:熱力学、反応速度論などに関する基本的事項について説明できる。
製剤:製剤化の意義と性質、薬物と製剤材料の物性、薬物送達システムに関する基本的事項について説明できる。
C1-(2), C1-(3)のまとめ、E5-(1), E5-(2), E5-(3)のまとめ
4【生体機能化学講座】
生命現象を分子レベルで理解し、説明できる。細胞を構成する分子(脂質・糖質・アミノ酸・ビタミンなど)の構造や機能を説明できる。生体エネルギー代謝を説明できる。
C6-(2), C6-(3), C6-(5)のまとめ
5【応用薬理学講座】人体の構造、機能、調節に関する基本的事項を説明できる。神経系、筋、炎症、アレルギー、呼吸器、消化器系作用薬などの薬理に関する基本的事項を説明できる。C7-(1),(2)のまとめ,E2-(1),(2),(4)のまとめ
6【生体有機化学講座】生命現象や生命情報を担う分子の構造、性質、役割を説明できる。代表的な抗悪性腫瘍薬を説明し区別できる。C6-(2), (4), (5)のまとめ, E2-(7), (8)のまとめ
7【薬効解析学講座】人体の構造、機能、調節に関する基本的事項を説明できる。自律神経系、循環器系、骨・関節系、代謝系に関する疾患の治療薬などの薬理に関する基本的事項を説明できる。C7-(1),(2)のまとめ,E2-(1),(2),(3),(5)のまとめ
8【衛生薬学講座】公衆衛生学、環境衛生学および化学物質の毒性に関する基本的事項を説明できる。D1-(1),(2)のまとめ, D2-(1)-①,②,③まとめ, D2-(1)-④-4, D2-(2)のまとめ
9【薬用資源学講座】代表的な生薬、漢方薬に関する基本的事項を説明できる。医薬品資源としての天然物の生合成とその利用に関する基本的事項を説明できる。C5-(1),(2)のまとめ,E2-(10)のまとめ
10【微生物学講座】微生物、病原体および感染症に関する基本事項を説明できる。抗微生物薬に関する基本事項を説明できる。C8-(3),(4), D1-(2), D1-(3), E2-(7)のまとめ
11【薬物治療学講座】代表的な疾患の病態および薬物治療に関する基本的事項を説明できる。E1-(2),(3), E2-(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)のまとめ
12【薬剤学講座】薬物の吸収・分布・代謝・排泄について理解する。E4-(1)のまとめ
13【医療薬学講座】治療薬物モニタリング(TDM)を理解する。薬剤師の使命および薬剤師の社会との関わりについて理解する。E4-(2)のまとめ,A-(1),(2),(3),(4),(5)のまとめ
14【実践薬学講座】代表的な疾患と薬物治療について理解する。E2-(1)(2)(6)(7)のまとめ
15【臨床薬学講座】
医薬品情報ならびに患者情報の収集・評価・加工などの基本的知識を理解する。
保険・医療・福祉に係る法規範・制度・経済および地域における薬局と薬剤師の役割を理解する。
E3-(1),(2),(3)のまとめ、B-(1),(2),(3),(4)のまとめ
授業の方法・方略
各講座が担当するオムニバス形式の授業を行なう。配布資料、パワーポイント等を使用した口述講義と問題演習ならびに解説を行なう。
成績評価及び
フィードバック方法
中間試験(2回)および定期試験を合計して100%とする。各試験の割合は年度初めに別途案内する。
4年間の薬学教育で学んだ基本事項を十分に理解し、各領域内の相互関連性を踏まえた上で設問に対して適切に解答できる。 
各試験終了後に、解答状況に関する総評を伝えます。
教科書
配布資料
参考書
オフィスアワー
各担当教員のWebCampusを参照してください。
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更新日付2021/01/19 15:47:36