開講年度2021
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
薬物作用学Ⅱ(3年)
科目ナンバーA311-474-10
開講学科2019年度薬学部医療薬学科6年
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
2019年度薬学部医療薬学科6年
部門専門  
対象学年3年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 金曜日 3時限 204
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)兒玉 大介.櫨 彰(応用薬理学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目
薬学分野における基礎的・専門的知識ならびに技能と態度を修得する。


授業の概要
代表的な中枢神経に作用する薬物(統合失調症治療薬、気分障害治療薬、抗てんかん薬、催眠薬、抗不安薬、中枢性筋弛緩薬、パーキンソン病治療薬、認知症治療薬、鎮痛薬、全身麻酔薬、中枢神経興奮薬等)の薬理作用、作用機序、副作用について基本的知識を修得する。薬物依存・薬物耐性についても修得する。また、呼吸器に作用する薬物を理解するため、代表的な呼吸興奮薬、鎮咳・去痰薬、気管支拡張薬の薬理作用、作用機序に関する基本的知識を修得する。
授業の到達目標
代表的な精神・神経疾患(統合失調症、気分障害、てんかん、睡眠障害、神経症、パーキンソン病、認知症等)について疾患の成り立ちを理解し、治療薬の薬理作用、作用機序および副作用について説明できる。
全身麻酔薬、鎮痛薬、中枢興奮薬、中枢性筋弛緩薬等の中枢神経に作用する薬物について薬理作用、作用機序および副作用について説明できる。
呼吸器に作用する薬物について、薬理作用、作用機序および副作用について説明できる。
準備学習(予習・復習など)
受講前に、シラバスに記載されている到達目標、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、配布資料、ノートなどを読み返して復習すること。
各回の講義前後におよそ90分を目安として予習・復習をすること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1全身麻酔について説明できる。
代表的な全身麻酔薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-1,E2-(1)-④-1
2痛覚の伝達および下行性疼痛制御系について説明できる。
代表的な麻薬性鎮痛薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-2,E2-(1)-④-1
3神経症性障害について説明できる。
代表的な抗不安薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-6,E2-(1)-④-1
4睡眠と覚醒調節について説明できる。
代表的な睡眠薬およびアルコールの薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-1,14,E2-(1)-④-1
5てんかんの種類について分類できる。
代表的な抗てんかん薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-7,E2-(1)-④-1
6代表的な中枢興奮薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
代表的な中枢性筋弛緩薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-3,E2-(1)-④-1
7パーキンソン病の症状および発症機序について説明できる。
代表的なパーキンソン病治療薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-9,E2-(1)-④-1
8アルツハイマー型認知症の症状および発症機序(アミロイド仮説)について説明できる。
代表的なアルツハイマー病治療薬、脳血管障害治療薬の薬理作用、機序、副作用について説明できる。
E2-(1)-③-8,10,E2-(1)-④-1
9気分障害(うつ病、躁病、双極性障害)の症状およびうつ病におけるモノアミン仮説について説明できる。
代表的な気分障害治療薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-5,E2-(1)-④-1
10統合失調症の症状および発症機序(ドパミン仮説)について説明できる。
代表的な統合失調症治療薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
E2-(1)-③-4,E2-(1)-④-1
11嘔吐中枢について説明できる。
片頭痛の発症機序を説明できる。
代表的な制吐薬、片頭痛治療薬、鎮うん薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
薬物依存、耐性について説明できる。
E1-(1)-①-9,E2-(1)-③-11,14,E2-(1)-④-1,E2-(4)-②-8,E2-(4)-③-1,E2-(6)-②-1,E2-(6)-④-1
12代表的な呼吸興奮薬・鎮咳薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
代表的な去痰薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
代表的な気管支拡張薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
C7-(1)-⑧-1,E2-(4)-①-1,2,4,E2-(4)-③-1
13体温調節について説明できる。
代表的な解熱鎮痛薬の薬理作用、機序、副作用を説明できる。
C7-(2)-⑧-1,E2-(2)-①-1,E2-(2)-④-1
授業の方法・方略
パワーポイントを使用した口述講義を行う。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%)  授業の内容を十分に理解し、授業の到達目標を踏まえた上で、設問に論述できる。
フィードバック: 定期試験合格者の掲示時に回答状況に関するコメントを記載する。また希望者には個別に面談を行う。
教科書
教材として主にプリントを配布する。
教科書:詳解薬理学(廣川書店)
参考書
参考書:NEW薬理学(南江堂)
オフィスアワー
WebCampusを参照してください。
参照ホーム
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更新日付2021/01/18 14:42:54