開講年度2021
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名発展日本史Ⅰ
担当教員近藤 雅
学期曜日時限春学期 金曜日 1時限
チームコード
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL231-162-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
高等学校日本史Bのテーマ史を中心に、教員採用試験の日本史範囲に対応する学力をつける
授業の概要
教員採用試験で出題される高等学校地理歴史範囲のなかで、特に日本史Bの内容に特化して学ぶことを主眼とする。ここでは政治史を中核に置き、政権担当者と文化史との関係を理解する。
授業の到達
目標
高等学校日本史の全範囲について理解を深め、歴史的事象と背景について考察する能力を高める。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
・学期の最後に設定されたテーマについてレポート提出を課し、評価の対象とする。
・授業ごとに講義内容についてのまとめをして提出する。最終的な評価の対象に加える。
・8月中旬、2号館教職支援センターにおいて個別面談をおこなう。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
高等学校での地歴・公民科教諭としての経験を活かして、大学入試に必要とされる学力養成を進める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1春学期講義内容についてのガイダンス
〇旧石器文化から弥生文化について、考古学上の文化財を扱い、社会の変化とその背景について学びます
○大和政権の成立について、その歴史的意義を考察・理解します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
 
2推古朝から改新政治を経て天武・持統朝までの政権の推移とその変遷の理由について学びます。
〇推古朝、大化改新、天智朝から天武・持統朝への変化を正確に理解し、この時期に整備された律令体制について理解する。
〇中央集権体制整備への動き
〇飛鳥文化から白鳳文化へ変化する仏教的意図の違いについて理解する
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
 
3奈良時代の政権担当者の推移と天平文化
〇政局の推移と関連する土地制度の変化について学びます
〇興福寺・東大寺を中心とする天平文化の特色について理解します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
4平安時代における特徴的な政治形態と、国風文化の関連性について学びます。
〇桓武朝、摂関政治、院政と変化する政権交替について学びます
〇国風文化の特徴である女流文学が反映した意義について理解します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
5平氏政権から鎌倉幕府という武家政権の変化について理解します
〇平清盛、源頼朝、北条時政らにポイントをおいて流れを理解する
〇幕府と朝廷との二元性について考察する
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
6建武の新政から室町幕府にいたる経過を理解します
〇後醍醐天皇、足利尊氏、足利義満などの人物像をまとめ、相関関係について考察する
〇鎌倉文化と室町文化についての比較
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
7戦国時代から織豊政権の成立について学習します
〇応仁の乱の歴史的意義について考察します
〇織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のラインが出来ていった経緯について考察します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
8幕藩体制の成立と変遷について学習します
〇徳川を中心とする政体であった事を理解します
〇幕政改革の目的と改革内容を考察します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
9幕末の幕府の混乱と政治的変化について考察します
〇幕府と朝廷との関係性について学びます
〇尊王攘夷、公武合体、開国討幕などのポイントを把握します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
10明治維新の歴史的意義について考察します
〇藩閥政府の意味を理解します
〇日清戦争・日露戦争の歴史的意義について学びます
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
11明治期から大正期にかけての政治的推移を理解します
〇二度の護憲運動の特徴を理解します
〇内閣の推移を中核にしながら、その特質を考察します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
12大正期から昭和期にかけての国際関係と日本の方向性について学習します
〇ヴェルサイユ体制とワシントン体制
〇軍の台頭の理由と背景について考察します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
13戦後昭和期の復興と経済成長について学びます
〇占領政策の要点とその後の変化について理解します
○戦後の昭和時代の特徴と問題点について学びます
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
14平成時代の特徴と問題点について考察します
〇皇室の存在意義について考察します
〇政治と経済の関連性について理解します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて次時に提出する。(60分)
15令和時代の特徴と問題点について考察します
〇日本の外交政策の変化、コミュニケーション社会、デジタル化等について考察します
[予習]授業範囲について教科書を通読する(30分)
[復習]教科書を精読し、既習内容をまとめて指定期日までに提出する。(60分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
レポート試験50%提出されたレポートを確認して評価点を出し、総合評価点に加算する。
授業まとめレポート50%各授業ごとに講義内容のまとめを課し、計14回のレポートについて評価点を算出して総合評価点に加算する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『詳説日本史』笹原晴生ら山川出版社
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新詳日本史』浜島書店
参考URL
質疑応答
適宜,教職支援センターで対応します
備考
座席指定あり

2/3の出席が必要
画像
ファイル
更新日付2021/01/25 11:35:51