開講年度2021
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
科目名問題解決技法
担当教員泉 寛幸
学期曜日時限春学期 金曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG231-738-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP3 社会参加 ○
G-DP5 課題解決力 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
QC七つ道具を通して問題解決技法を身につける
授業の概要
社会活動における問題解決手法に品質管理(Quality Control)があります。この管理・解決手法は製造業だけでなく最近はサービス業分野でも用いられており、「QC七つ道具」「新QC七つ道具」の名称で広く知られています。本講義では、「QC7つ道具」での問題分析手法、問題解決で用いられているいくつかの情報表現法を説明します。それらの情報表現は、問題を解決するために、様々な情報を構造化し明確にするための手段、また他者に伝達するための手段として実社会で用いられており、「ITパスポート」や「基本情報技術者」などの基本知識でもあります。
授業の到達
目標
(1) QC(品質管理運動)に用いられているQC七つ道具、新QC七つ道具を理解する。
(2) 課題レポートや小テストを通して、上記の七つ道具の使い方を身につける。
(3) 日常の問題に、上記の七つ道具を利用して解決していく応用力を身につける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業中の課題としてのレポート課題は、特に注意すべきものをピックアップして、次回の授業で注意点を周知する。授業の総評を成績発表日に合わせ掲示します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1新QC七つ道具-PDPC、課題レポートの出し方配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
2新QC七つ道具-アローダイアグラム(PERT)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
3新QC七つ道具-マトリクス図法配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
4提出課題の中間公開評価・総括配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
5メリットデメリット表(功罪表)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
6新QC七つ道具-マトリクスデータ解析法(主成分分析法)配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
7新QC七つ道具-親和図法(KJ法)、ブレインストーミング配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
8提出課題の中間公開評価・総括配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
9原因分析-新QC七つ道具の連関図法、QC七つ道具の特性要因図配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
10QC七つ道具-パレート図、ABC分析配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
11QC七つ道具-ヒストグラム、チェックシート配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
12QC七つ道具-散布図、相関係数、回帰式配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
13新QC七つ道具-系統図法配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
課題レポートの作成(120分)
14QC七つ道具-管理図、層別配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
15さまざまなグラフ、図解表現
提出課題の全体評価・総括
配布資料の熟読(60分)
配布資料の小問題の理解と回答(60分)
学習内容の関連項目の、展開調査(120分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
4回の課題レポート60%事前に示された提出条件を満たすような形式で課題レポートが記載・提出されているか。
小テスト10%授業内容で示したQC用語を理解しているか。
授業内容で示した計算が計算できているか。
最終課題30%授業内容で示したQC用語を理解しているか。
授業内容で示した計算が計算できているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『やさしい新QC七つ道具』新QC七つ道具研究会日科技連出版社1,944978-4817102324
参考URL
質疑応答
原則としてオフィスアワー(月~金の昼休みにG508)で応対しますが、メール(hizumi@psis.agu.ac.jp)や電話等で希望日時を申し出れば、日時の許す限り応対します。
備考
大学や地域の図書館で、授業内容に関連する書籍をできるだけ探し出して読むようにしてください。関連知識はインターネットからも容易に得られますが、そのような簡単に得られる知識や考え方は、他の人でも容易に身に付けられます。それだけでは、他の人と同じような知識や考え方しか身につかず、あなた独自の知識や考え方を作り上げていくことは難しい。その場合、あなたの代わりになるような人はいくらでも出てきます。(他の誰でもなく)あなた独自の知識や考え方を身につけるためには、その分野に関連した広範な読書をお勧めします。
画像
ファイル
更新日付2021/02/17 14:42:37