開講年度2021
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名栄養生理学
担当教員太田 明
学期曜日時限春学期 月曜日 1時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーX231-594-35
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP1 栄養・食習慣と健康との相互関係に関する知識の修得 ○
X-DP4 食事栄養療法に関する科学的根拠に基づく説明 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
食物中の「栄養素」が消化吸収されどのように有効利用されるか、そしてこのプロセスが正確に遂行されない状態(「疾病」)について教授する。
授業の概要
この授業のタイトルに付されている「生理学」の語は、「生」きるための「理」(ことわり)を学ぶための学問であることを意味しています。そして、生きているということは外部から栄養素を摂取し、絶え間なくそれを利用し、不要になったものを排泄することを意味します。この一連の事象が円滑に完遂されるには、この現象が原理・原則に基づいて実行されていることが必須で、その原理・原則が円滑に遂行されない状態が「病気」です。従って、この授業の目的は、この原理・原則の一端を学ぶことに尽きます。
授業の到達
目標
1)食物(栄養素)の消化・吸収機構を理解し、他者に説明できる。
2)各種栄養素の利用の仕方を理解し、他者に説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
学生に通知する(webcampusへの掲示、Teamsの投稿機能などを使用)
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
内科医(内分泌内科)としての実務経験を生かし、ヒトにおける生理機能の不全がいかにして疾患を引き起こすのか実際の症例を提示しつつ教育を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1消化管の構成を理解する。
①消化管を構成する臓器、部分の名称を呼称できる。
②消化管を構成する臓器、部分の解剖学的特徴を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
2消化管の構成を理解する。
①消化管を構成する臓器、部分の名称を呼称できる。
②消化管を構成する臓器、部分の解剖学的特徴を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
3消化・吸収の機構を理解する(2)。
①タンパク質の消化・吸収機構を説明できる。
②脂質の消化・吸収機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
4消化管各部位の機能を理解する(1)。
①咀嚼の機構を説明できる。
②嚥下の機構を説明できる。
③胃酸分泌機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
5消化管各部位の機能を理解する(2)。
①膵外分泌機能を説明できる。
②消化・吸収に対する肝臓の役割を説明できる。
③小腸、大腸での消化・吸収機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
6消化管の蠕動運動を理解する。
①消化管平滑筋の収縮機構を説明できる。
②消化管蠕動運動の神経支配を説明できる。
③排便、下痢、便秘の機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
7膵内分泌機構を理解する(1)。
①膵ランゲルハンス島から分泌されるホルモンを列挙できる。
②インスリンの作用機構を説明できる。
③インスリン分泌機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
8膵内分泌機構を理解する(2)。
①膵ランゲルハンス島から分泌されるホルモンを列挙できる。
②インスリンの作用機構を説明できる。
③インスリン分泌機構を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
9糖尿病の病態生理を理解する。
①若年性糖尿病と成人型糖尿病を分類できる。
②糖尿病性合併症を説明できる。
③糖尿病患者の栄養管理の意義を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
10高脂血症とメタボリックシンドロームを理解する(1)。
①肥満に伴う障害を概説できる。
②高脂血症を説明できる。
③メタボリックシンドローム、メタボリックシンドローム患者の栄養管理の意義を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
11高脂血症とメタボリックシンドロームを理解する(2)。
①肥満に伴う障害を概説できる。
②高脂血症を説明できる。
③メタボリックシンドロームを説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
12ミネラル(Caとリン)の調節機序を理解する(1)。
①ビタミンDと副甲状腺ホルモン(PTH)の働きを説明できる。
②骨芽細胞、骨細胞、破骨細胞の働きを説明できる。
③ミネラル(Caとリン)調節における腎臓の役割、骨粗鬆症の病態を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
13ミネラル(Caとリン)の調節機序を理解する(2)。
①ビタミンDと副甲状腺ホルモン(PTH)の働きを説明できる。
②骨芽細胞、骨細胞、破骨細胞の働きを説明できる。
③ミネラル(Caとリン)調節における腎臓の役割を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
14アミノ酸の体内動態を理解する・・グルタミン酸を中心として。
①尿素回路(オルニチン回路)を説明できる。
②肝機能障害でのアンモニア代謝を説明できる。
③腎臓におけるアンモニア代謝を説明できる。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
15高齢者の栄養状態を理解する。
①サルコペニアを説明できる。
②サルコペニアに対する食事指導の意義を説明できる。
③嚥下機能と嚥下障害を評価でき、嚥下障害への対処法と対応する食事指導の意義る。
・授業で話した内容の内で、最も重要と考えることを約200字でまとめる。
・約200字でまとめた内容を5分間で説明する。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%定期試験に小テストの結果を組み入れて成績評価を行う。
小テスト30%不定期に実施する小テストを総合評価に組み込む。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義中でも可能。講義後また復習して分からないことは翌週に質問してもよい。Teamsのchat機能を使用することも可能。
備考
画像
ファイル
更新日付2021/01/28 11:08:32