開講年度2021
開講学科2018年度心身科学部健康科学科
科目名スポーツリハビリテーション演習
担当教員功刀 峻
学期曜日時限春学期 水曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーZ332-592-31
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
スポーツによる外傷・障害に対するリハビリテーションの実際について学ぶ
授業の概要
この科目ではスポーツにおける外傷・障害に対するリハビリテーションについて学びます。
スポーツリハビリテーションとはスポーツ傷害に対する予防、機能回復、競技復帰に向けたトレーニング、競技復帰後の再発予防競技復帰に向けたパフォーマンス向上も視野に入れたアプローチ全般を含むものです。各スポーツで発生しやすい外傷・障害とその受傷機序を知り、最適な予防戦略を実施すること、受傷後にはその機能の回復状況に即した処置や治療とともに、競技復帰に向けた機能改善トレーニングを段階的に取り入れ、さらには、競技復帰後の再発予防のためのトレーニングが必要になります。そのため、外傷・障害の原因や発生機序を理解し、機能訓練やトレーニング、テーピングなどの適切な対応策を講じなければなりません。この科目ではこれらスポーツ外傷・障害の原因、発生機序を理解し、予防、競技復帰、再発予防までの過程を学びます。
授業の到達
目標
①スポーツリハビリテーションの概要について説明できる
②スポーツ外傷・障害の予防に関する基本事項について実践できる
③機能回復に関するスポーツリハビリテーションの基本事項ついて実践できる
④競技復帰に関するスポーツリハビリテーションの基本事項について実践できる
⑤再発予防に関するスポーツリハビリテーションの基本事項について実践できる
⑥スポーツリハビリテーション時の安全管理について配慮できる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
大学アスリート選手(主にサッカー)のリハビリテーション・コンディショニングに関わった実務経験をもとに、具体例を示しながら演習を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1スポーツリハビリテーションの概要①
スポーツ外傷・障害に対する、予防、治療、リハビリテーション(競技復帰・再発予防)の流れについて学びます。
テキストp1~16の内容について事前に予習してください(60)
2スポーツリハビリテーションの概要②
スポーツ外傷・障害の予防戦略について学びます。
テキストp17~30、p193~208の内容について事前に予習してください(60)
3スポーツリハビリテーションの概要③
スポーツ外傷・障害の治療、リハビリテーション戦略について学びます。
各自の経験したもしくは興味のあるスポーツ外傷・障害に対する治療や運動療法について調べ、グループ内で発表できるよう簡単にまとめてください(60)
4運動療法の基礎知識①
スポーツリハビリテーションの筋力に関するエクササイズの概要について学びます。
これまでに学んだ人体の構造や機能に関する事項について復習してください(60)
5運動療法の基礎知識②
スポーツリハビリテーションの関節可動域に関するエクササイズの概要について学びます。
これまでに学んだ人体の構造や機能に関する事項について復習してください(60)
6運動療法の基礎知識③
スポーツリハビリテーションの神経筋協調性に関するエクササイズの概要について学びます。
これまでに学んだ人体の構造や機能に関する事項について復習してください(60)
7スポーツ傷害とリハビリテーションプ①
靭帯損傷(足関節)に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp31~49の内容について事前に予習してください(60)
8スポーツ傷害とリハビリテーション②
靭帯損傷(膝関節)に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp50~71の内容について事前に予習してください(60)
9スポーツ傷害とリハビリテーション③
筋損傷(ハムストリング損傷)に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp72~89の内容について事前に予習してください(60)
10スポーツ傷害とリハビリテーション④
筋損傷(グロインペイン症候群)に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp90~111の内容について事前に予習してください(60)
11スポーツ傷害とリハビリテーション⑤
腰痛に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp112~130の内容について事前に予習してください(60)
12スポーツ傷害とリハビリテーション⑥
オーバーユースによる腱損傷に関するスポーツリハビリテーションについて学びます。
テキストp183~192の内容について事前に予習してください(60)
13競技種目特性に基づいたスポーツリハビリテーション①
様々な競技において発生するスポーツ外傷・障害の要因や受傷機序について学びます。
各自の経験したもしくは興味のあるスポーツ種目において発生頻度の高い外傷・障害を調べ、その受傷機序や要因をまとめてください(60)
14競技種目特性に基づいたスポーツリハビリテーション②
様々な競技において発生するスポーツ外傷・障害に対するスポーツリハビリテーションプログラムについて学びます。
第13回の授業で学んだ内容に対して、一連のスポーツリハビリテーションプログラムを考え、グループ内で発表できるよう簡単にまとめてください(60)
15スポーツリハビリテーションのまとめ
これまで学習したアスレティックリハビリテーションの内容を整理し、まとめを行います。
この授業で学んだ内容を復習してください(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
各授業の課題レポート80各授業の最後に課題レポートの提出を求めます。課題に対して各授業で学んだ内容に即しているか評価します。
各授業で実施するグループ演習時の課題20各グループで課題(実演や発表)に取り組んでいただきます。また、他のグループの課題を評価していただきます。グループ課題と他グループの評価をもとに総合的に評価します。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問はメールにて受け付けます。
初回講義時に質問送付アドレスを提示します。
送信時には、所属、学年、番号、氏名を必ず記載してください。
備考
人体の構造(解剖学)や機能(生理学)など関連科目の内容についての復習をしてください。
講義には真摯な態度での受講を求めます(不要な私語や不適切な服装は厳禁とします)。
また、演習を行いますので、グループ、ペアになった相手に対する適切な配慮を求めます。
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更新日付2021/01/28 09:59:47