開講年度2021
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名言語学総論・各論
担当教員古川 博雄
長谷部 亜子
学期曜日時限春学期 月曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-136-01
Y231-136-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
言語聴覚士のための言語学
授業の概要
言語聴覚士に必要な言語の単位と構造など言語学の基礎を学ぶ。
授業の到達
目標
1 言語聴覚士を目指す学生に必須の、言語学の基礎知識を身に付ける。
2 言語学の基本的なタームおよび考え方を解説し、言語聴覚士国家試験の言語学領域の問題を解く力をつける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評をを送信します。
質問等があれば1週間以内に、まずメール等でアポイントをとって研究室に来てください。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
現場の最新知見を盛り込んだ授業を講ずる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」:講義方針・概要の説明
①言語学の基礎1 について学ぶ
  言語学の対象、言語の基本的な諸性質
アンケート
【予習】シラバスを読み本講義内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】①について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(60)
2小テスト ①についての問題
②言語学の基礎2 について学ぶ
  言語の諸単位
【予習】②について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】②について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
3小テスト ②についての問題
③音韻論1 について学ぶ
  音素、音韻特徴、音韻規則
【予習】③について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】③について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
4小テスト ③についての問題
④音韻論2 について学ぶ
  音節とその構造
【予習】④について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする((100)
【復習】④について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
5小テスト ④についての問題
⑤形態論1について学ぶ
  形態素と単語(有標形、無標形など)
【予習】⑤について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑤について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
6小テスト ⑤についての問題
⑥形態論2 について学ぶ
  形態論的プロセス(派生、複合、屈折など)、異形態と形態音韻論
【予習】⑥について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑥について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
7小テスト ⑥についての問題
⑦文法論1(統語論) について学ぶ
  語順
【予習】⑦について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑦について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
8⑧文法論2(統語論) について学ぶ
  文の構造(単文、複文、従属節など)・シンタクス
中間試験 前半部分についての問題
【総復習】(150)
【予習】⑧について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(120)
【復習】⑧について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
9小テスト ⑦・⑧についての問題
⑨言語学のその他の諸分野1 について学ぶ
  意味論(語彙、文)、語用論(言外の意味、直示表現、前提など)と談話(接続表現など)
【予習】⑨について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑨について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
10小テスト ⑨についての問題
⑩言語学のその他の諸分野2 について学ぶ
  文字論(表記の本質、形態素と文字、表音性、表意性、表語性など)
【予習】⑩について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑩について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
11小テスト ⑩についての問題
⑪ 言語学のその他の諸分野3 について学ぶ
  類型論と対照言語学(日本語の類型的特徴など)、社会言語学(言語変異、言語規範など)
予習】⑪について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑪について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
12小テスト ⑪についての問題
⑫言語学的に見た日本語1(音韻論) について学ぶ
  音素とモーラ・音節、アクセント(名詞、動詞、形容詞、複合語など)
【予習】⑫について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑫について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
13小テスト ⑫についての問題
⑬言語学的に見た日本語2(形態論) について学ぶ
  接頭辞、接尾辞、連濁、五段活用動詞(子音語幹動詞)・一段活用動詞(母音語幹動詞)と屈折・派生形態論など
【予習】⑬について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする((100)
【復習】⑬について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
14小テスト ⑬についての問題
⑭言語学的に見た日本語3(統語論) について学ぶ
  単文の構造(格配置、N項述語、多重主語文など)、ボイス(直接受身と間接受身、使役文、希望文、難易文など)、テンスとアスペクト、モダリティ(認識のモダリティ、聞き手に対するモダリティなど)、その他の単文内の統語現象(否定、取り立て、トピック、副詞など)、複文(従属節と共起可能な文法要素など)
【予習】⑭について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑭について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
15小テスト ⑭についての問題
⑮言語学的に見た日本語4 について学ぶ
  その他の特徴(地理的・社会的方言、言語規範、語種、漢字、敬語など)
【予習】⑮について事前配付資料と教科書等にて内容を確認・理解し講義に臨めるようにする(100)
【復習】⑮について配付資料と教科書等にて内容を確認しさらに理解を深める(80)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験(中間試験・期末試験)90%採点結果(言語学の基礎が理解できているか)
毎回行う小テスト、受講態度(質問に対する回答,発言回数など)10%授業毎の評価の総計
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『よくわかる言語学入門 解説と演習』町田健・籾山洋介バベルプレス2,456円978-4931049857
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
オフィスアワーに準ずる。
備考
言語聴覚士国家試験受験資格を取得するうえで必修の科目です。

なお聴覚士コース以外の学生で、言語学に興味のある学生も受講可です。
ただ、上に記した科目の性格を了解のうえ、受講してください。
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更新日付2021/02/22 14:24:40