開講年度2021
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名日本語の音声Ⅰ
担当教員高田 三枝子
学期曜日時限春学期 木曜日 2時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーN231-137-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
N-DP1-1 文化説明能力の修得 ◎
N-DP2-2 ICT活用能力の修得 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本語音声学の基礎1
授業の概要
この授業では、普段何気なく使っていることばの「音声」という側面について基礎的な知識や考え方を学びます。
私たちはことばを「話して」います。ことばを話すということは、同時に「音韻的な知識」を元に「音声」を道具として使用しているということでもあります。ではその「音韻」とか「音声」とは何なのかということを改めて見つめなおし、観察するための知識を身につけてもらいたいと思います。
日本語の音声Iでは主に、共通語を中心とする日本語の分節音の調音音声学的な内容について学びます。一部、音韻論に関する話題も取り上げます。
授業では出席者に問を発し,答えてもらうことで進めるので,授業への積極的な参加が求められます。
授業の到達
目標
日本語の音声の特徴について、基礎的な事項について説明することができるようになる。また日常的に観察できる主に分節音に関する言語事象を音声学的あるいは音韻論的に観察できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
試験以降に授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1音声とは,音声学とは?復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
2音声と音声器管1予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
3音声学と音韻論予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
4音声と音素予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
5国際音声字母、母音予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
6子音(母音との対比、子音の分類)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
7子音(破裂音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
8子音(異音、有声性)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
9子音(鼻音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
10子音(摩擦音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
11子音5(流音、半母音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
12特殊音素(撥音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
13特殊音素(促音、長音)予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
14母音の無声化予習:配布プリントに目を通す(30)
復習:授業内で学んだ概念を確認し、知識を定着させる(60~120)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
15連濁予習:配布プリントに目を通す(30)
課題:授業内で学んだ概念を日常生活上で観察される言語現象に当てはめて考える(30)
復習:定期試験に向けて授業内で学んだ概念を総復習する(300~420)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
受講態度40%課題への取り組みや授業中の発言など参加態度を評価する。
定期試験60%日本語音声学における基本的な考え方を理解し、基礎的な知識についての問いに答えることができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本語音声学入門(改訂版)』斎藤純男三省堂
2.『音声学概説』ラディフォギッド, P.大修館書店
参考URL
質疑応答
授業中に質問したい場合は手を挙げてください。また個人的に質問したい場合は授業の前後に教員のところに来てください。メールでの質問は随時受け付けます。
備考
秋学期に開講する「日本語の音声II」の前に履修することが望ましい。
上記評価方法は、コロナ禍による授業形態・試験方法の変更により、変わることがある。
★この授業への参加および参加内容を3年時の高田ゼミ選考の参考とする場合があります。
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更新日付2021/02/08 10:56:11