開講年度2021
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名日本史特殊講義B-Ⅰ
担当教員岡 佑哉
学期曜日時限春学期 火曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-162-09
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
H-DP3 現代的問題へのアプローチ ◎
H-DP4 世界史的・多元的な視野と人間力の育成 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
近現代日本の政治と社会運動
授業の概要
本講義は、幕末から大正期までの近現代日本の歴史を学ぶ。重要事項の背景・展開・意義を歴史学の成果に基づきながら解説する。
さらに、政治史に加えて、近年の研究を挙げながら、社会運動、特に国家主義(右翼)運動の歴史も紹介する。当時の国家主義(右翼)運動は、明治以来の「大アジア主義」など、近現代日本の政治史の抱えた問題を象徴する存在といっても過言ではない。
なお、春学期は、幕末から大正期までを中心に講義を行う。
授業の到達
目標
本講義を通じて、
①幕末から大正期の政治史の流れを説明することができるようになる。
②明治から大正期の社会運動の歴史を説明することができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に「講義連絡」にて定期試験の出題意図を説明する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス―近現代史を学ぶ意義とは―次回以降の準備として、高等学校の教科書などで江戸時代の政治機構・朝幕関係などの基礎知識を確認(60分)
2近世後期における天皇権威の上昇―光格天皇の登場―講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで幕末政治の基礎知識を確認(90分)
3幕末の政治抗争講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで明治政府成立~西南戦争までの基礎知識を確認(90分)
4明治新政府の成立講義の内容を振り返り、要点を説明できるようまとめてみる(60分)
5明治新政府と明治天皇―伊勢神宮をめぐって―講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで自由民権運動の基礎知識を確認(90分)
6自由民権運動講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで明治憲法制定の基礎知識を確認(90分)
7明治憲法体制の成立講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで日清戦争の基礎知識を確認(90分)
8日清戦争と社会講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで日露戦争の基礎知識を確認(90分)
9日露戦争と社会講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで明治期の対外関係の基礎知識を確認する(90分)
10明治期の民間政治運動―玄洋社と黒龍会の大アジア主義―講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などでの韓国併合の基礎知識を確認(90分)
11韓国併合と「朝鮮王公族」講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などで第一次大戦・政党政治の基礎知識を確認(90分)
12第一次世界大戦と政党政治―「大正デモクラシー」の時代―講義の内容を振り返り、次回のため高等学校の教科書などでの普通選挙法や大正期の思想の基礎知識を確認(90分)
13「大正デモクラシー」と国家主義①―内田良平の「純正普選」論とは―講義の内容を振り返り、内田良平の「純正普選」論についてまとめてみる(60分)
14「大正デモクラシー」と国家主義②―「純正普選」運動の敗北―講義の内容を振り返り、「純正普選」運動について要点をまとめる(60分)
15講義のまとめこれまでの講義のプリントを再読する(90分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
試験80%日本近現代史についての問いに対し、講義内容に基づき論述できる。
平常点20%出席を大前提とし、受講態度・毎回のコメントペーパーの記述(講義内容を理解できているか、受講者なりに考えて記述されているか)を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし、プリントを配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜、講義において紹介する。』
参考URL
質疑応答
講義前後に講師控室で受けつける。
毎回、コメントペーパーを書いてもらうので、次の回に応答する。
備考
私語・無断退出・他ごと厳禁。担当者が到着した時点で講義プリントを回収するので、遅刻も厳禁。
講義は、その前の回の内容をふまえて進むので、欠席はしないように。
画像
ファイル
更新日付2021/02/03 17:45:09