開講年度2021
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名歴史学Ⅰ/歴史学A-Ⅰ
担当教員安原 功
学期曜日時限春学期 火曜日 4時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-161-01
B131-161-11
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎
B-DP3-3 課題発見力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
藤原道長と紫式部
授業の概要
 藤原道長は近年、摂関家が天皇を包み込んだ新しい王権のあり方を生み出した人物とされています。また貴族社会全体が道長との主従関係により大きく再編されます。中世的な王権・貴族社会の出発点は実は道長にあるのです。関連して摂関期の地方政治や東アジア情勢・仏教、さらに紫式部と道長の恋愛問題を切り口に男女・家族のあり方も考えます。道長と紫式部を中心にしながら政治とジェンダー、グローバルとローカル、多様な視点から平安貴族政治・社会を学びます。
授業の到達
目標
・政治的目的とそれを正当化する表面的論理を区別できるようになる。
・政治・社会の中で平安女流作家・文学を説明できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1一条天皇の即位と中関白家の繁栄/ガイダンス【予習】シラバスを読み、概要を把握しておく(40)
【復習】講義内容を振り返り整理する。また授業全体の構成を再確認する(60)
2長徳の変(1)―道長の登場と伊周との対立【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
3長徳の変(2)―『枕草子』の誕生/定子と清少納言【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(80)
4一条天皇と道長・彰子【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
5道長と三条天皇の対立【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
6後一条天皇の即位と「望月」の栄花【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(80)
7摂関政治のしくみ―新しい政治方法の創出【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
8道長と平安貴族―奉仕と出世の主従関係【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
9受領と地方―『尾張国郡司百姓等解文』【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
10「長者」道長の仏教政策【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)
11中国情勢と摂関期仏教【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(90)。コメント希望者は1~11回の講義内容を小レポートにまとめて次回に提出(300)
12『紫式部日記』(1)―紫式部と道長のひと時【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(70)
13『紫式部日記』(2)―道長の裏切りと紫式部の苦悩・再生【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(70)
14『紫式部日記』(3)ー紫式部の独白【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容を振り返り、重要ポイントを確認・整理しておく(70)
15家父長制家族の成立【予習】プリントに眼を通しておく(60)
【復習】講義内容の確認・整理、定期試験対策。添削された小レポートや整理メモを中心に重要ポイントを2-3枚程度に集約・文章化するとよい勉強になります(240)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験90講義内容を十分に理解し、論理的な文章で記述できる。
授業態度10毎回の感想・意見・質問と小レポートにより、日常的な理解・積極性を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『摂関政治 シリーズ 日本古代史 6』古瀬奈津子岩波書店8009784004312765
2.『藤原道長の権力と欲望  御堂関白記を読む』倉本一宏文藝春秋8809784166609154
参考URL
質疑応答
出席用紙に質問・意見・感想を書いていただき、次回にまとめてコメントします。
授業前後に直接、あるいはE-mail(オフィスアワー参照)でも個別対応します。
備考
シラバスは学生の質問や意見・感想を参考に多少修正することがあります。プリントは参考となる文献の一部を含めて配付します。
毎回、授業内容を簡単にまとめておくと理解が確認でき、また第12回で提出していただく小レポートの執筆にも役立ちます。なお小レポートの提出は任意ですが、授業態度から5%をあてます。表現・形式や内容にコメントを付して15回までに返却します。
画像
ファイル
更新日付2021/02/01 12:23:35