開講年度2021
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名教育学Ⅰ
担当教員山口 拓史
学期曜日時限春学期 木曜日 3時限
チームコード
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-271-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP3-3 課題発見力 ◎
B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
「教育を受ける」立場を越える
授業の概要
 いじめ、体罰、学級崩壊、受験競争、少年非行など日本の社会は、子ども・青年をめぐるさまざまな教育問題を抱えており、その解決が強く求められています。
 この授業では、教育とりわけ学校教育に関心を持っている学生の受講を前提に、できる限り多くの観点から教育問題を見つめることを通して、教育がもつ意味について学ぶとともに、これまでの「教育を受ける」立場を越えた発想で教育について考えることができるようになることを目指します。授業の形態は、PCスライドを利用した講義形式が中心ですが、必要に応じて映像教材やプリント資料も利用します。
 ※受講希望者は、初回のガイダンスに必ず出席してください。
授業の到達
目標
 この授業において、受講生に期待されることは次のようなことです。
(1) 各回の授業内容について、のちに復習ができるように講義ノートを整理できる。
(2) 各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容を適切に説明できる。
(3) 各回の授業テーマについて、自分の意見を簡潔に記述できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表当日にWebCampus「講義連絡」によって、定期試験出題意図を中心とした授業講評を配信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2「教育」とは:教育がめざすものを理解する<予習>「教育」から連想する言葉を列挙しておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
3「学校」とは:その役割を理解する<予習>自身の児童・生徒時代を想起しておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
4「学級」とは:その役割を理解する<予習>自身の児童・生徒時代を想起しておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
5戦後の学校教育を考える:(動画視聴)
①1945~1970s ②1980s~1990s
<予習>自身の親世代の学校について聞き取っておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
6レビューアワー①:第2回~第5回を振り返って、その理解をさらに深める。<予習>第2回~第5回の授業内容の振り返り(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
7「校則」を考える:そのしくみを理解する<予習>「校則」の功罪について考えておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
8「体罰」を考える:そのしくみを理解する<予習>「体罰」の功罪について考えておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
9「いじめ」を考える:そのしくみを理解する<予習>「いじめ」体験を想起しておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30~)
10レビューアワー②:第7回~第9回を振り返って、教育問題を考える視点について理解を深める<予習>第7回~第9回の授業内容の振り返り(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
11少年犯罪を考える:その背景をみる(動画視聴)<予習>「成人」犯罪と「少年」犯罪の違いを考えておく(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
12「少年法」を考える:そのしくみを理解する<予習>「少年法」の存在理由について考えておく(30~)
<復習>配布プリント、授業ノートの確認・整理(30)
13「モンスターペアレント」を考える:その背景を理解する<予習>「ヘリコプターペアレント」について確認しておく(30)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
14レビューアワー③:第11回~第13回を振り返って、教育問題を考える視点について理解を深める<予習>第11回~第13回の授業内容の振り返り(30~)
<復習>授業ノートの確認・整理(30~)
15まとめ:この授業での自分の変化を確認する<予習>「2つの期待」を振り返っておく(30~)
<復習>定期試験に向けた振り返り(30~)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%(次項を含む)授業で取り上げたテーマについて、基礎的知識の習得および批判的考察の内容の各レベルに応じて判断しますが、「受講姿勢」に応じて減点を行います。
受講姿勢(減点のみ)授業欠席1回(=遅刻2回)ごとに7点を減点します。
授業コメント30%各回授業内で指定するテーマとの整合性に応じて三段階評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『特に指定しません。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『参考文献等は適宜紹介します。』
2.『必要に応じてプリント資料を配布します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火・木・金の各曜日(12:45~13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業内容は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教育や教育問題に関心を持っている学生の受講を希望します。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(学生証を忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
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更新日付2021/02/17 11:53:08