開講年度2020
科目名実習:硬組織疾患の病態と治療(秋)
科目ナンバーD313-573-01
開講学科歯学部歯学科 2015年度以降入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2015年度以降入学
部門専門  
開講種別通年
対象学年3年
担当者中田 和彦
実務経験教員歯科医師
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 3時限
秋学期 水曜日 4時限


コーディネーター
担当講座
保存修復学講座
担当者
主任教授(代行):中田和彦、特殊診療科教授:冨士谷盛興、准教授:友田篤臣、講師:中野健二郎、掘江 卓、非常勤講師
授業の概要
(目的)
春期の講義・実習で行った硬組織疾患の病態、検査・診断と治療の知識とその基本的な技法や器材の使用法、操作法に加え、間接法メタルインレー修復を中心に実習し、技術向上と知識を深める。今後の臨床実習に展開できる実践力を養う。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
「保存修復学21 第5版」田上順次 他編著 末永書店

『参考書』
「保存修復クリニカルガイド」千田 彰、田上順次 他編著 医歯薬出版
講義(実習)
の方法・形式
各自専用の実習机を使用し、講義内容やテレビデモ、インストラクターのデモ、さらに教科書などを参考にして実習する。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
成績発表日にWebCampusから授業講評を送信する。
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1【実習項目】
う蝕の取扱い(春学期実習の復習)

【一般目標(GIO)】
春学期実習で習得した、う蝕を取扱う一連の手技について確認する。
【到達目標(SBOs)】
1)minimal intervention(MI)dentistry の考え方に基づいたう蝕治療法を説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・春学期本実習で習得した内容を復習する(60分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①③
D-2①②③
E-3-2)①
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
2, 3【実習項目】
暫間的間接覆髄法(IPC)

【一般目標(GIO)】
暫間的間接覆髄法(IPC)について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)象牙質・歯髄複合体保護の意義と目的を説明できる。
2)暫間的間接覆髄法(IPC)について説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑦
E-3-3)③
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
4実習項目】
カリエスリスク検査

【一般目標(GIO)】
カリエスリスク診査の目的、意義について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)カリエスリスク検査の意義と目的を説明できる。
2)唾液検査器機の取扱いを説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①③
E-1-1)①②⑥
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
4-7【実習項目】
メタルインレー修復

【一般目標(GIO)】
窩洞の基本的概念を理解する。
メタルインレー修復について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)メタルインレー修復窩洞の基本的概念を説明できる。
2)窩洞形成から印象採得までに用いる各種材料の理工学的性質および使用法について説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥⑦
E-3-3)①
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
8, 9【実習項目】
セラミックインレー修復

【一般目標(GIO)】
セラミックインレー修復について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)セラミックス(ポーセレン)の特徴を説明できる。
2)セラミックインレー修復窩洞の特徴について説明し、その形成を行うことができる。
3)レジンとセラミックスの接着のメカニズムを説明し、レジンセメントによるインレーの装着操作を行うことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥⑦
E-3-3)①
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
10, 11【実習項目】
ベニア修復

【一般目標(GIO)】
ベニア修復について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)ベニア修復の目的と適応を説明できる。
2)レジンとセラミックスの接着のメカニズムを説明し、レジンセメントによるベニアの装着操作を行うことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑥
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
12【実習項目】
歯の漂白

【一般目標(GIO)】
歯の漂白の目的、術式について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)漂白法の種類やそれらの特徴について説明できる。
2)歯の漂白のメカニズムについて説明できる。
3)ウォーキングブリーチの目的を説明し、その処置法を説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑦
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
13【実習項目】
補修修復

【一般目標(GIO)】
補修修復の目的、術式について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)minimal intervention (MI) dentistry の考え方に基づいた補修補修を説明し示すことができる。
2)各種被着体に対するレジン接着のメカニズムについて説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥⑧
F-3-3)①
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
14, 15【実習項目】
まとめ

【一般目標(GIO)】
これまでの各項目で習得した知識や技能について確認する。
【到達目標(SBOs)】
1)minimal intervention(MI)dentistry の考え方に基づいたう蝕治療法を説明し示すことができる。

【予習・復習】
予習
・自らが作成したまとめ等により、これまでの本実習で習得した知識や技能を確認する(60分)。
復習
・本実習でわからなかった点があれば、理解できるようにする(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥
E-3-3)①
特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
留意事項
本実習は春学期にひきつづき開講される。したがってここで学習する事項は少なくとも春学期で得た知識と手技をもとに行い、他の臨床科目や臨床実習へと展開できるようにする。
授業以外の
学習方法
参考書「保存修復クリニカルガイド」に掲載されている臨床症例や施術手順などを参考にし、つねに臨床操作をイメージして学習する。
成績評価方法
筆記試験(30%):本実習を通して習得した知識について評価する。
実技試験(30%):本実習を通して習得した技能について評価する。
受講態度(40%):実習に対する積極性、実技の習熟度、実技の向上度について評価する。
参照ホーム
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更新日付2020/02/05 21:49:49