開講年度2020
科目名地域栄養学特論 講義
(全)開講学科心身科学研究科健康科学専攻博士前期課程-2010
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者森 圭子
単位数2
曜日・時限秋学期 ダミー(曜日区分) ダミー(時限)
キャンパス


サブタイトル
学校給食における地場産物利用
科目のねらい
 「学校給食における地場産物の利用」の面から現状を幅広く考察し、それを制約している問題点と課題を整理し、地産地消の持つ可能性(新たな学校給食のあり方)を考える
到達目標
 学校や地域で求められる科学と実践の結びつきを学習するために、本特論では、各地で推進されている「学校給食における地場産物利用」について総合的に理解を深め、社会のニーズでもある地産地消を学童・生徒の健康の保持増進、食育、学校給食の進化、地域の生産者育成と共生のために、適切かつ柔軟に進める手段と能力を獲得する。
授業の内容・
計画
第1回:学校給食における地場産物利用の取り組みの歴史
第2回:学校給食における地場産物利用と食育推進計画
第3回:地産地消の取り組み(安定供給・流通システム)と食料自給率の向上
第4回:多様な地産地消率の考え方
第5回:地産地消と安心・安全への対応、特別栽培農産物認証制度・各地推奨農産物認定・エコファーマー制度
第6回:学校給食地産地消推進事業:安価な県外産と県・市内産との価格差補助のしくみ、納入者助成制度
第7回:学校給食と米(活用と問題)
第8回:学校給食と春夏農産物(活用と問題、旬の地場産物の使用を重視したメニュー開発)
第9回:学校給食と秋冬農産物(活用と問題、旬の地場産物の使用を重視したメニュー開発)
第10回:学校給食と畜産物・魚介産物(活用と問題)
第11回:地産地消と児童・生徒と生産者との交流活動、体験活動等の実施
第12回:地産地消と学校給食における「ユネスコ無形文化遺産 和食;日本人の伝統的な食文化」献立の調和
第13回:地産地消と文部科学省「学校給食衛生管理基準」
(原則当日納品の考え方と出荷調整のための保管・貯蔵施設(24時間対応冷蔵庫)の利用)
第14回:学校栄養職員・栄養教諭と地域農業生産者とのコミュニケーション・連携の必要性
第15回: 関係者間の交流機会・連携組織の設置(効果的なサプライチェーンの構築)
定期試験(レポート)
評価方法
(基準等)
予習・復習(関連する資料の収集や論文の読み込み)状況及び授業中の発言・質問・発表・レポート等を総合的に評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
特に、予習をしっかりしてください。わからない点は事前に調べて質問をしてください。次週読み込む内容の参考文献を取得するよう求めます。
教科書・
参考書
テキストと文献は授業時に指定する。
参照URL
質疑応答
オフィスアワーを活用してください(水曜1.2限、14532研究室へ)。
教員の許可があれば、メールアドレスに通信することも可能。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/04 17:16:37