開講年度2020
科目名金融論Ⅱ 講義
(全)開講学科2017年度経済学研究科経済学専攻修士課程
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者近藤 万峰
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 3時限 2606(名城)
キャンパス名城公園キャンパス


サブタイトル
わが国の金融政策
科目のねらい
 本講義は、金融政策にまつわる概念と理論を修得することを目的とする。大学院では、自力で学習、研究を進めていくことが基本となる。したがって、本講義では、教員が一方的に知識を講じるのではなく、受講生による報告、ディスカッション、およびそれらを受けての教員によるレクシャーを組み合わせて行う。
到達目標
 金融政策の学習と研究を自分で進めていく能力を養う。とりわけ、同テーマの国際ジャーナル掲載論文(英語)を自力で読みこなせるようになる。
授業の内容・
計画
1.イントロダクション
2.貨幣
3.金利
4.日本銀行と独立性
5.マクロ金融政策の効果
6.マクロ金融政策の目的と2(3)段階アプローチ
7.マクロ金融政策の手段
8.日本の金融政策の変遷
9.まとめ
評価方法
(基準等)
 報告内容、ディスカッションへの参加姿勢、3回課すレポート(金融政策にまつわる英語の学術論文を精読し、その内容をまとめる)による。受講生の学習状況によっては、期末試験も実施する。
授業外の学修
(予習・復習)
 テキストを熟読し、分からない箇所は自分で調べ、報告資料を作成する。
教科書・
参考書
 初回に指示するが、重要文献として下記を掲げておく。
Bindseli, U. (2014) Monetary Policy Operations and the Financial System, Oxford Univ Pr.
Walsh, C. E. (2017) Monetary Theory and Policy, The MIT Press.
参照URL
質疑応答
 講義中のディスカッションの際に対応する。
備考
・ミクロ経済学、マクロ経済学、数学、統計学の知識を有していることを前提とする。
・毎講、報告に備えた十分な準備学習が必須となる。そのつもりで受講すること。
画像
ファイル
更新日付2020/02/04 11:49:13