開講年度2020
科目名犯罪心理学特論(④司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開) 講義
(全)開講学科2018年度心身科学研究科心理学専攻博士前期課程
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者中村 薫
単位数2
曜日・時限秋学期 ダミー(曜日区分) ダミー(時限)
キャンパス


サブタイトル
科目のねらい
 司法・犯罪心理学の基本的知識を確認するとともに,司法・犯罪分野における問題に対して必要な,心理に関する支援の在り方,方法について,理解する。講義を中心とするが,適宜,受講者との討議も組み入れ,理解を深めてもらいたい。
到達目標
1.犯罪の原因や処遇にかかる諸理論を理解し,その概要を説明することができる
2.刑事・少年事件,家事事件の手続を理解し,その概要を説明することができる。
3.司法・犯罪領域での心理学,心理職の役割を理解し,その概要を説明することができる。
授業の内容・
計画
1. オリエンテーション
2. 犯罪の原因(1);社会的要因
3. 犯罪の原因(2);心理的要因
4. 犯罪の原因(3);生物的要因,環境的要因
5. 犯罪捜査(1);プロファイリング
6. 犯罪捜査(2);虚偽検出
7. 刑事事件の手続,裁判員裁判
8. 少年事件の手続,特徴
9. 少年事件のアセスメント,処遇
10 少年事件の事例研究
11. 性犯罪者の処遇
12. 犯罪被害者支援
13. 家事事件の手続
14. 司法面接の方法
15. まとめ
評価方法
(基準等)
 受講態度等の平常点(40%)と課題レポート(60%)による総合評価
授業外の学修
(予習・復習)
1.毎回の講義について,配布資料等を用いて,復習する。
2.新聞などの犯罪報道に関心を持ち,その背景事情等を推測,考察する。
教科書・
参考書
教科書;なし
参考書;大渕憲一「犯罪心理学」(2006,培風館)。その他,授業で紹介する。
参照URL
質疑応答
適宜,受け付ける。
備考
実務教員:家庭裁判所において,家庭裁判所調査官として31年間,少年事件,家事事件の心理査定,面接等に従事。
画像
ファイル
更新日付2020/02/04 13:42:37