サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 心理的アセスメントの方法のひとつであるロールシャッハ・テストを取り上げ,理論や施行法など基本的なスキルを学ぶ。病院での実務経験をもとに,実際の助言や相談活動への応用を見据えた解釈および見立て,報告書の作成について講義する。検査の実施法を習得するだけでなく,実務の場で求められるアセスメントとは何かを理解し,柔軟な見立てと方針の立案ができるようになることを目指す。 |
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到達目標 | | ロールシャッハ・テストについて,実施や解釈に関わる基礎的なスキルを習得し,事例の包括的理解に生かすことができる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. オリエンテーション 2. ロールシャッハ・テストの概要 3. ロールシャッハ・テストの実施法(1) 導入,自由反応段階のロールプレイ 4. ロールシャッハ・テストの実施法(2) 質疑段階,限界吟味のロールプレイ 5. ロールシャッハ・テストのスコアリング(1) 6. ロールシャッハ・テストのスコアリング(2) 7. スコアリング,解釈の実際(1) 量的分析 8. スコアリング,解釈の実際(2) 継起分析1 9. スコアリング,解釈の実際(3) 継起分析2 10. 事例検討と所見の作成(1) 11. 事例検討と所見の作成(2) 12. 事例検討と所見の作成(3) 13. テストバッテリーによる包括的理解(1) 14. テストバッテリーによる包括的理解(2) 15. まとめ(自己分析レポートの提出) |
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評価方法 (基準等) | | 課題毎のレポート(40%),議論への参加態度(30%)および学期末の自己分析レポート(30%)によって評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 出された課題をただこなすだけでなく,自ら問題を見出し,それについてさらに調べたりするなど積極的に取り組むことが予習・復習となる。 |
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教科書・ 参考書 | | 【教科書】 片口安史 『改訂 新・心理診断法』 金子書房 1987 【参考書】 馬場禮子 『ロールシャッハ法と精神分析―継起分析入門』 岩崎学術出版社 1999 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 基本的には授業中,もしくはオフィスアワーに受け付けますが,オフィスアワー以外の時間でも応じられる場合がありますので,まずはメールにて連絡を下さい。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2020/02/02 13:03:58 |