開講年度2020
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名経営管理実習ⅡB
担当教員丹下 博文
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数1
科目ナンバーM331-239-65
使用教室2512(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
21世紀のグローバル時代に変革を迫られる産業活動と企業行動
授業の概要
21世紀になり産業活動と企業行動のグローバル化が、ますます進展してきている。このような最新の動向を背景に、本講座では経営管理実習として経営管理だけでなく就職活動における企業研究や業界研究にも役立つような実践的知識を習得する。
授業の到達
目標
本講座ではアメリカのビジネス・スクールと同じようにケース・スタディ(Case Study)を中心に産業活動とそれにともなう企業行動(Corporate behavior)に関する実践的な基礎知識を習得する。アメリカ経営学は歴史的にケース・スタディ(事例研究)を中心に展開されている点に特徴があり、企業を取り巻く経営環境の急速な変化とともに、その研究手法の重要性は高まる傾向を見せている。そこで本講座を受講することによって企業経営のグローバル化とともに、変革を迫られている産業活動や企業行動を様々なケースを通して分析できるようになる。とりわけ企業経営の社会性をもとに環境経営や健康経営などの観点も取り入れ21世紀に適応する新しい産業活動や企業行動に関する分析が行えるようになる。また、就職活動に役立つよう、最新のタイムリーな事例研究なども多く取り入れ実践力を高めることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
小テストを実施し成績発表後から1週間以内に講義連絡において講評し受講生へのフィードバックを図る。また、アクティブラーニングにともなう授業期間中のレポートについては授業中に講評を行いフィードバックを行うようにする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション : 本講座の意義と展開および学習法に関する解説授業時間外学習
予習 : シラバスによる授業内容の確認 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
2企業行動の概要 : 企業行動の定義とその変遷に関する史的考察、ならびに現代における企業行動の特徴授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
3企業行動と経営理念およびビジョン : 企業行動に関してますます高まる経営理念やビジョンの重要性と役割 授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
4企業行動における社会的側面 : なぜ社会貢献や企業経営の社会性、あるいは社会的責任が注目されるようになったのか授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
5企業行動におけるエネルギー問題や地球環境問題の重要性 : なぜエネルギー問題や地球環境問題が企業行動に関して重要視されるようになったのか授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
6企業行動と人口減少や少子高齢化との関連性 :
なぜ最近、人口減少や少子高齢化が企業行動に大きな影響をおよぼすようになったのか
授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
7日本企業の企業行動分析 : 日本企業の行動に典型的に見られる特徴と最新動向の分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
8米欧企業の企業行動分析 : 米欧企業の行動に典型的に見られる特徴と最新動向の分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
9中国などの新興国の企業の行動分析 : 中国などの新興国企業の行動に典型的に見られる特徴と最新動向の分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
10中小・ベンチャー企業の企業行動分析 : 中小・ベンチャー企業の行動に典型的に見られる特徴と最新動向の分析授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
11経済のグローバル化が産業活動に与える影響 :産業活動に求められるグローバル化現象ならびに反グローバル化現象に関する考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
12産業活動と企業行動に関する事例研究 : 日本企業における注目すべき最新事例の研究授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
13産業活動と企業行動に関する事例研究 : 海外企業における注目すべき最新事例の研究授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
14産業活動と企業行動に関する事例研究 : 21世紀の経営管理に求められる新しい観点の導入を事例研究から考察授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで課題を把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
15これまでの授業全体のまとめと確認のための小テスト(試験)の実施授業時間外学習
予習 : 教科書を読んで最終的な把握 (90)
復習 : 授業による指摘事項の再確認 (90)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
最後の授業で実施する小テスト40%授業内容を十分に理解し基本的な理論を踏まえたうえで具体的事例について応用でき論述しているか否か。
レポート30%与えられた課題について十分な学習を行い、レポートの趣旨に基づいて適切に解答できているか否か。
受講態度30%主に授業参加度や受講姿勢について客観的に評価する。特に授業中のスマホ等の使用や私語には注意すること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ITグローバル分業経営』丁 偉儒中央経済社2640円9784502696909
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問や相談等がある際は、金曜日のお昼休みのオフィスアワー(12:30~13:00)に丹下博文研究室(アガルスタワー 8階 2820室)を遠慮なく訪問するか連絡すること。
備考
授業では教科書を補完するためにプリント教材やビデオ教材を多用し、分かりやすい授業を展開するようにする。また、実習科目であるので、経営管理にかかわる実務家の外部講師による講演や見学会等も実施していきたい。また、最近、産業活動や企業行動の国際化で必須となった英語能力の向上にも取り組みたいと考えている。なお、予習と復習における教科書の範囲は毎回の授業の際に指摘する。
画像
ファイル
更新日付2020/02/15 03:41:28