開講年度2020
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名原価計算Ⅱ
担当教員飯島 康道
学期曜日時限秋学期 木曜日 2時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-240-22
使用教室1101(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
原価管理・利益管理の基礎を学ぶ
授業の概要
製品原価の算定方法、ならびに原価管理・利益管理に役立つ原価計算について学ぶ。
授業の到達
目標
〈授業の目標〉
・製品別計算を理解し、総合原価計算の計算手続き、月末仕掛品の評価方法について説明できる。
・原価管理について理解し、標準原価計算の計算手続きならびに原価差異の原因別分析ができる。
・損益分岐点分析ならびに直接原価計算の基本的な考え方が説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評について送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「原価計算の体系と分類」
・個別原価計算と総合原価計算について学ぶ。
予習 個別原価計算について確認する(60)
復習 個別原価計算と総合原価計算の特徴について確認する(60)
2「製品別計算(1)--総合原価計算」
・総合原価計算の基本的な考え方と月末仕掛品の評価法について学ぶ。
予習 総合原価計算の基本的な考え方について確認する(60)
復習 月末仕掛品の評価について理解を深める(60)
3「製品別計算(2)--単純総合原価計算」
・月末仕掛品の評価と単純総合原価計算について学ぶ。
予習 単純総合原価計算の基本的な考え方について確認する(60)
復習 月末仕掛品の評価方法(平均法、先入先出法)について理解を深める(60)
4「製品別計算(3)--等級別総合原価計算」
・等級別総合原価計算について学ぶ。
予習 等級別総合原価計算について確認する(60)
復習 等価係数、積数について確認し、等級別総合別原価計算の問題演習を行う(60)
5「製品別計算(4)--組別総合原価計算」
・組別総合原価計算について学ぶ。
予習 組別総合原価計算について確認する(60)
復習 組間接費について確認し、組別総合原価計算の問題演習を行う(60)
6「製品別計算(5)--工程別総合原価計算」
・工程別総合原価計算、加工費工程別総合原価計算について学ぶ。
予習 単一工程、複数工程について確認する(60)
復習 工程別総合原価計算の計算手続きについて確認し、問題演習を行う(60)
7「原価管理と原価計算」
・原価管理の基本的な考え方と標準原価計算について学ぶ。
予習 原価管理の基本的な考え方について確認する(60)
復習 標準原価計算誕生の史的展開について理解を深める(60)
8「標準原価計算(1)--標準原価計算の役割と手続き」
・標準原価計算の役割と基本的な手続きについて学ぶ。
予習 原価管理の基本的な考え方について確認する(60)
復習 標準原価計算の基本的な手続きについて理解を深める(60)
9「標準原価計算(2)--原価差異の原因別分析(1)」
・直接材料費差異(価格差異、数量差異)について学ぶ。
予習 標準原価差異について確認する(60)
復習 直接材料費差異について理解を深める(60)
10「標準原価計算(3)--原価差異の原因別分析(2)」
・直接労務費差異(賃率差異、作業時間差異)について学ぶ。
予習 原価差異の原因別分析について確認する(60)
復習 直接労務費差異について理解を深める(60)
11「標準原価計算(3)--原価差異の原因別分析(3)」
・製造間接費差異(3分法、4分法)について学ぶ
予習 原価差異の原因別分析について確認する(60)
復習 製造間接費差異の3分法、4分法について理解を深める(60)
12「利益管理と直接原価計算」
・直接原価計算の短期利益計画機能について学ぶ。
予習 利益管理の基本的な考え方について確認する(60)
復習 短期利益計画に必要な会計情報について理解を深める(60)
13「直接原価計算(1)--全部原価計算と直接原価計算」
・直接原価計算の意義と特徴について学ぶ。
予習 全部原価計算と部分原価計算について確認する(60)
復習 直接原価計算の基本的な考え方について理解を深める(60)
14「直接原価計算(2)--原価の固定費、変動費分解とCVP分析」
・固定費、変動費の分解について理解し、CVP分析について学ぶ。
予習 原価の固定費、変動費の分解とCVP分析について確認する(60)
復習 固定費と変動費の分解について理解し、CVP分析の演習問題を行う(60)
15直接原価計算(3)--固定費調整」
・直接原価計算の固定費調整について学ぶ。
予習 直接原価計算の特徴を確認する(60)
復習 全部原価計算と直接原価計算の特徴を理解し、固定費調整の問題演習を行う(60)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験90% 製品別計算を理解し、、原価管理、利益管理に役立つ原価計算を理解したうえで、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算ができる。
受講態度10%授業中、テキストを活用して、主要項目・課題についてまとめ、レポートを作成し、提出・j発表することにより、その内容・取り組みを評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『原価・管理会計の基礎』飯島康道・山田庫平・吉村聡・大槻晴海編著中央経済社2,800978-4-502-25911-1
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
オフスアワー(木曜日、昼休み、2807研究室)、毎学期末に行う勉強会の中で対応する。
備考
「原価計算Ⅰ」を履修したものが引き続き継続して履修されることが望まれます。「原価計算Ⅱ」では、「原価計算Ⅰ」の講義を前提として始めることにします。出席は毎時間とります。授業中の私語は禁止します。定期試験時にテキストのみ参照可とします。
画像
ファイル
更新日付2020/02/03 14:12:25