開講年度2020
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名会計学入門Ⅱ
担当教員平賀 正剛
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-240-12
使用教室1101(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
財務諸表を読み、活用するための基礎
授業の概要
 本講義では、①財務諸表作成の目的(会計責任の解除、各種経済的意思決定利用目的、各種利害関係者間での利害調整手段)、②企業に財務諸表作成を要求している会計の制度的枠組み、③現在の企業会計を構成する諸概念など、会計の理論的側面に焦点を当て、講義を行っていく。
授業の到達
目標
 本講義を受講することによって次のことが理解できるようになる。
①株式会社が財務諸表を作成する意義を理解できるようになる。
②どのような法律が企業に対し財務諸表の作成を義務付けているか、どのような種類の財務諸表作成を求めているのか、作成を義務付けている法律の意図を理解することができる。
③近年日本において行われている会計の特徴をつかむことができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡またはWebCampusにて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「イントロダクション」:①授業方針の説明、②成績評価方法の説明を受けた後、③受講のための基礎知識の確認クイズを解答する。【予習】①「初級簿記」および「会計学入門Ⅰ」の復習を行い、受講のための基礎知識を復習しておく(180)。
【復習】確認クイズの間違った箇所を確認し再解答する。
2「株式会社と会計責任」:①株式会社の仕組み、②株式会社の仕組みを支える上で会計・財務報告が果たす役割(会計責任の解除)について学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習・課題】会計責任の意味を正しく説明できるよう、必要な用語や概念の意味を暗記する(180)。
3「継続企業と期間損益計算」:①現代の会社が「継続企業」であること、②「継続企業」という性質が企業会計に与えている特徴(期間損益計算)、および③期間損益計算としての企業会計における課題(原価の期間配分)、について学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】継続企業や期間損益計算、原価の期間配分などの諸概念を説明できるようノートを整理する(180)。
4「会社法会計(1)」:①会社法および会社法会計の目的、②その目的を達成するために重視される会計の機能(利害調整機能)について学ぶ【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】債権者保護について説明できるよう、必要な用語や諸概念を暗記する(180)。
5「会社法会計(2)」:会計によって利害調整がどのように図られるのか、株主、経営者、債権者の三者の観点から会計による「利害調整」について学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習・課題】会計によって利害調整がどのように果たされているか、講義内容を要約する(180)。
6「金融商品取引法会計(1)」:①金融商品取引法と金商法会計の目的、②その目的を達成するために重視される会計の機能(情報提供機能)について学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】情報提供機能を正しく説明できるよう、必要な用語や諸概念を暗記する(180)。
7「金融商品取引法会計(2)と会計基準」:①各種利用者はそれぞれ意思決定にどのように会計情報を役立てているのか、②会社法や金商法が「実質上の作成ルール」と規定する「会計基準」の性質について学ぶ。【予習】中間試験のための準備を行う(240)。
【復習】会計基準の性質を正しく説明できるよう、必要な用語や諸概念を暗記する(120)。
8「中間試験」:①これまでの講義の要点を簡単に振り返り、②60分の中間試験を受ける。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】これまでの授業を再度復習し(60)、中間試験問題を再解答してみる(120)。
9「伝統的会計の枠組み(1)」:戦後~90年代後半の会計ビッグバンの時代まで行われてきたにつ伝統的会計について、その特徴(①発生主義、②実現主義、③費用収益対応の原則)を学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】発生主義、実現主義、費用収益対応の原則を正しく説明できるよう、必要な用語や諸概念を暗記する(180)。
10「伝統的会計の枠組み(2)」:伝統的会計について、その特徴(④取得原価主義、⑤費用配分の原則)を学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】取得原価主義、費用配分の原則を正しく説明できるよう、必要な用語や諸概念を暗記する(180)。
11「伝統的会計の枠組み(3)」:「企業会計原則」の一般原則、とりわけ「真実性の原則」の解説を通じ、企業会計に特有の「相対的真実性」という特徴を学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習・課題】「相対的真実性」を原価配分(売上原価と期末棚卸高の計算や減価償却)を例に文章で説明してみる(180)。
12「伝統的会計の限界」:減価償却、繰延資産、リース、有価証券などを例に、伝統的会計の限界について学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】90年代後半~2000年代における会計基準の改訂について調べてみる(180)。
13「現代会計の枠組み(1)」:現行の企業会計の特徴(①利用者志向、②資産負債観)を伝統的会計の特徴(①作成者志向、②収益費用観)と比較しながらその違いを学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習・課題】現代会計の特徴を、伝統的会計との比較において説明するのに必要な用語や諸概念を暗記する(180)。
14「現代会計の枠組み(2)」:現代会計の枠組みを具体化した文書である「概念フレームワーク」の内容を学ぶ。【予習】テキストの次回講義の該当箇所を読んでおく(30)。
【復習】日本やIASBの概念フレームワークを実際に読んでみる(180)。
15「会計の将来」:企業会計が現在どのように変わりつつあるか、国際会計基準審議会の動向いんついて学ぶ。【予習および復習】期末試験の準備として、これまでの学習内容を総復習しておく(420)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点10%出席状況、受講態度、質問への回答回数・回答内容など
中間テスト30%中間テストの点数
期末テスト60%期末テストの点数
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『『続ズバッ!とわかる会計学』』向伊知郎・他同文舘出版未定未定2020年3月刊行予定
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『財務会計講義』桜井久勝中央経済社3,800円+税2147483647
参考URL
1.企業会計基準委員会(ASBJ)日本の会計基準設定主体
質疑応答
授業時間以外での質問はオフィスアワーに受け付ける。
備考
・初級簿記Ⅰ・Ⅱを履修していることを前提として授業を行う。
・会計学入門Ⅰを履修後、受講することが望ましい。
・授業中の私語や携帯電話等の使用(いかなる目的でも)、その他周囲の迷惑になるような行為に対しては厳重に対処する。
画像
ファイル
更新日付2020/02/29 00:40:17