開講年度2020
開講学科経済学科 2013年度以降入学
科目名経済情報処理Ⅱ
担当教員近藤 智
学期曜日時限秋学期 火曜日 4時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE231-233-06
使用教室LabB(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
情報・データの入手から集計、分析、シミュレーションまで
授業の概要
 誰もが高性能なパソコンやスマートフォンを持つ時代になった。手持ちのパソコンやスマートフォンを使って情報・データを入手し集計、分析するスキルを身に付けたら、自分や家族の生活また仕事に驚くほど有効に活用できるようになる。
 そこで本講義では、次の3つの基本スキルの修得を目指す。
1)インターネットを通じた情報・データの入手
  ・官公庁や民間企業のWebサイトからの入手
  ・自分でWebアンケート調査を実施することによる入手
2)情報・データの整理・集計と分析
3)情報・データを活用したシミュレーション(モデル分析)
 各回とも基本的には、練習問題に取り組みながら実践的におこなう。ただし、単なる作業に陥らないよう、分析の核になる考え方や利用する数式の意味についての理解を最重視して進める。
授業の到達
目標
(1)各分析の基礎になる基本的な数式(1次関数、指数関数など)の意味について説明できる。
(2)表計算ソフト(エクセル)を使って、データを整理・集計・分析するための基本スキルを使用できる。
(3)シミュレーションの意味について理解し、実際的な基本シミュレーションができるようになる。
(4)Webアンケート調査の作成、実施を含めて、Webサイトを活用した情報・データの入手ができるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
レポート試験実施後にレポート試験結果の講評をWebCampusなどでフィードバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
経験上、実務で本当に有用と言える技術・技能を、厳選して指導する。ただし、単なる技術・技能習得にとどまらず、その基礎や背後にある学問的な知識、考え方についてもきちんと押さえる。それによって、経済・経営に関するその他の基本的な分析にも応用できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1【イントロダクション】
:コンピュータ・スマートフォンやインターネットを「本当の意味で」使うには
【テーマ1】 1次関数を使った数式モデルとシミュレーション
:1次関数の意味の理解とエクセルを使ったグラフ作成
<基本数学1> 1次関数
(予)シラバスに目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
2[課題1] 自動車の所有コスト・シミュレーション
:車両購入価格、燃費、ガソリン価格などをパラメータとした自動車の所有コストモデルの作成とシミュレーション
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
3 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
4【テーマ2】 指数関数を使った数式モデルとシミュレーション
:指数関数の意味の理解とエクセルを使ったグラフ作成
<基本数学2> 指数関数
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
5[課題2] 借入返済・シミュレーション
:自動車ローン・住宅ローンなどの複利金利や、クレジットカードのリボ払いによる、借入金返済のシミュレーション
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
6[課題3] 将来人口の推計・シミュレーション
:地元市町村における将来人口と人口構成のシミュレーション
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
7 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
8 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
9【テーマ3】 Webアンケート調査の企画、作成、実施、集計・分析
:アンケート調査の企画、Webアンケートの作成、実施とエクセルによるクロス集計・分析
<基本数学3> 分割表(データの場合分け)と条件付き確率
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
10[課題4] スマートフォンに関するアンケート調査と集計・分析
:Googleフォームを使った、スマートフォン機種、通信会社に対するニーズ調査
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
11 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
12 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
13 〃(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
14・レポートについて
:レポートの書き方
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
15・発表(時間に余裕のある場合、希望者2~3名を予定)
:レポートの書き方
・全体のまとめ
(予)事前配布資料等に目を通しておくこと(30~)
(復)授業内容を復習すること(30~)
試験実施方法
レポート試験
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点10%(+)授業中の教員による質問に対して挙手による回答
(-)授業中の私語
授業内レポート(課題1~3)60%・課題1~3で各20点
・各課題につき、対応する各テーマの理解度に応じて評価
レポート試験(課題4)30%・課題4の中の1問については自分だけで取り組む
・テーマの理解度に応じて評価
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『独自資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『手持ちのエクセルの本』
2.『経済数学で使った数学の本』
3.『Excelを使ったアンケートの調査・集計・分析がわかる本』早坂清志 秀和システム4798040819
参考URL
1.愛知学院・Office365の案内エクセル等(Office365)の入手方法
2.Googleドキュメント・フォームGoogleのWeb内のオフィスソフト。課題4のアンケート作成にも使う。
3.国立社会保障・人口問題研究所課題3に関連
質疑応答
・授業中に挙手のうえ質問してよい。
・授業中にできなかった質問などは、オフィスアワーに研究室で対応する。
備考
・授業では、マイクロソフト社の表計算ソフト・エクセルを使用する。
・エクセルやワードを含めたマイクロソフト・オフィス(Office365)は、本学学生なら上記参考URL1から自宅パソコンにダウンロードできる。自宅パソコンがある人は、自習およびレポート作成のため利用するとよい。
・受講学生の状況により授業内容等が変わる可能性がある。
画像
ファイル
更新日付2020/02/05 00:51:21