開講年度2020
開講学科経済学科 2013年度以降入学
科目名農業経済学B
担当教員関根 佳恵
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーE231-411-02
使用教室1304(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
グローバル化時代の食料・農業・農村問題
授業の概要
 現代社会における農業は、農産物の生産のみでなく、その流通や加工、販売、技術開発、金融にいたるまで、関連産業を含めるとたいへん裾野の広い産業である。本講義では農業経済学Aで得た基礎知識をもとに、農業および関連産業の構造と直面している諸課題について理解するとともに、課題解決のための政策の変遷を学び、その有効性について考察する力を養うことを目的とする。
授業の到達
目標
 本科目では、教科書をもとにしながら配布資料で適宜情報を補い、下記のスケジュールにしたがって講義を行う。また、視聴覚教材の鑑賞等を通じて、教科書には載っていない知識や情報の習得、および問題意識の形成を目指す。
 半年間の講義を通じて、受講生は現代の食料・農業・農村問題について、(1)基礎的なキーワードを理解し用いることができる、(2)関連政策について、その概要を説明できる、(3)関連諸問題とその解決策に対して自分の意見を論述できるようになる、ことを到達目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績評価後にWebcampusを通じてフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:授業の概要とねらいを説明
視聴覚教材の鑑賞
【復習】シラバスに目を通し、本講義の概要を理解する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
2農産物市場と食品産業 (1)
農産物流通と市場の構造変化
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
3農産物市場と食品産業(2)
食品産業の展開とフードシステム
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
4食品安全と消費(1)
国際貿易と食品安全、トレーサビリティ
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
5食品安全と消費(2)
食料消費、消費者行動、消費者問題
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
6主要農産物の生産構造(1)
米・麦・大豆
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(60)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(60)。
7主要農産物の生産構造(2)
畜産物と野菜・果実
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の特別講義で学ぶ内容について、農水省ホームページから調べる(90)。
8農業の生産要素(1)
変貌する農業労働力、農地制度
【課題】特別講義を受けて、考えた内容をレポートにまとめる(240)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
9農業の生産要素(2)
農業生産資材・機械・技術
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
10農業技術の新局面
技術革新、ICT、GAP、GMO
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。
11視聴覚教材の鑑賞【復習】視聴覚教材のポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
12農林業経営の展開と地域(1)
多様な農業経営体の展開
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
13農林業経営の展開と地域(2)
地域営農とマーケティング
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
14農業財政と農業金融(1)
農業財政の仕組みと農業金融
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】次回の講義で学ぶテキストの範囲を通読する(90)。
15農業財政と農業金融(2)
転換を模索する農協と農協金融
【復習】講義の配布資料とテキストに目を通して、ポイントを整理する(90)。【予習】試験対策として、これまでの学習内容を確認する(480)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
受講姿勢30%毎回、リアクションペーパーを配布・回収し、記述内容を受講姿勢の評価対象とする。
筆記試験70%筆記試験の得点を評価対象とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新版キーワードで読みとく現代農業と食料・環境』小池恒男・新山陽子・秋津元輝昭和堂2400円978-4-8122-1059-8必携
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『入門 現代日本の経済政策』岡田知弘・岩佐和幸編法律文化社2800円978-4-589-03753-4
参考URL
質疑応答
講義の際に配布するリアクションペーパーに、質問を記入して提出して下さい。次回講義の冒頭に回答します。
備考
(1)指定テキスト必携。
(2)本講義の受講に際しては、農業経済学Aを受講していることが望ましい。
(3)授業中の私語・携帯電話の操作・居眠り・飲食は厳禁とする。
(4)出席管理はカードリーダーを利用する。毎回、学生証を持参し、カードリーダーにかざすこと。
(5)オフィスアワー:授業実施日の火曜日12:30-13:00(事前にメールで連絡することが望ましい。)
画像
ファイル
更新日付2020/03/07 10:28:15