開講年度2020
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
科目名会社法
担当教員美濃羽 正康
学期曜日時限秋学期 月曜日 1時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーC231-166-82
M231-166-82
E231-216-02
使用教室1302(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
株式会社法入門
授業の概要
 この講義は、会社法の内容の中核である株式会社をめぐる法規制の基礎を学ぶ。
この講義で学習することで、法的な考え方に基づいた会社経営の必要性を説明することが出来るようになる。
授業の到達
目標
 会社法に関する基礎的な知識について学習し、株式会社の経営においてその考え方を活かすことが出来るようになることを目指す。
 この講義では、会社の役員が会社の運営を行ううえで遵守しなければならない規範の基礎を学ぶことができる。
営利企業は、 大きく分けて、 個人企業と共同企業がある。 そして、 共同企業の中心的なものが会社であり、 会社の組織や運営に関する法分野が会社法である。
 本講義では、 会社についての法的な概念について学んだ上で、 株式会社法を中心に講義する予定である。
 会社の組織や運営に関する法というと、 学生諸君にはあまり馴染みのない分野であろう。 そこで、「会社」 というものをできるかぎりイメージしやすい様な講義を心がけるつもりである。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日頃にWebCampusから講義連絡にて授業講評を送信する
使用言語
 日本語で講義を行う。専門用語については、会社法、商法および民法上の用語を用いる。
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1共同企業形態と会社 :企業形態の基礎知識を学ぶ。
  
予習:個人企業と共同企業の特徴をノートに書いておく。(30分)
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
2会社の意義 :法律からみた「会社」の概念を学ぶ。予習:「会社」とは何か、自分なりの回答を考えておこう。(30分)
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
3会社の種類 :合名会社、合資会社、合同会社、株式会社について概説する。予習:教科書の「会社の種類」の箇所を精読しておこう。(40分)
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
4株式会社の特色 :株式会社の特有の性質や制度について学ぶ。予習:教科書を読んで株式会社の特徴をピックアップしておこう(40分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
5株式会社の区分 :株式会社の機関設計や規模による区分を学ぶ。予習:「機関」とは何か、「定款自治」とは何かを予習しておこう。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
6株式と株主 :出資単位としての株式と株主の権利との関係を学ぶ。予習:「株式」とは何かについて教科書を精読しておこう。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
7株式会社の最高意思決定機関である株主総会の役割について学ぶ。予習:「株主総会」が何を決めることができるかを教科書で確認しておこう。(40分)
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
8株主総会の運営(開催の決定から意思決定手続き等)に関する様々な手続きについて学ぶ。予習:インターネット等を利用して、株主総会がどうやって行われているかを確認しておこう(40分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
9株式会社の経営(業務執行)を担当する取締役の義務と責任について学ぶ。予習:取締役は誰のために会社経営を行うべきかを教科書を読んで意見を求めておく(40分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
10取締役会設置会社の業務執行機関について学ぶ。予習:教科書で取締役会と代表取締役の権限について確認しておこう(40分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
11監査役と監査役会による経営のモニタリングの意義とその制度を学ぶ。予習:監査役が何をチェックするのか、教科書を読んでおこう(40分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
12会計監査人 (会計のプロ)によるモニタリング制度について学ぶ。予習:教科書145ページ~146ページを読んでおこう(30分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
13指名委員会等設置会社( アメリカの株式会社制度をモデルにした株式会社)の制度について学ぶ。
 -3つの委員会と執行役について―
予習:取締役会設置会社との違いについて教科書を精読しておこう(60分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
14監査等委員会設置会社(平成26年会社法改正により創設された新しい株式会社形態)について学ぶ。予習:監査等委員会設置会社について教科書の記述を読み、指名委員会等設置会社との違いを確認しておこう(60分)。
復習:ノートと配布プリントを確認し、ノート整理をし質問事項を記録しておく(30分)。
15まとめ :会社法からみた株式会社の経営のあり方について予習:これまでのノートと配布されたプリント全てを確認し、15回目の授業に持参するために整理しておく(30分)。
復習:試験の準備のために、ノートとプリントを見直し、整理しておく(120分)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%専門用語に関する理解度、会社法に関する問題発見力、論理的思考力、法的思考力を総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『やさしい会社法第13版』丸山秀平法学書院2000円+税978-4-587-03577-8
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『最新六法(会社法が収録されているもの)。コンパクトなもので良い。』
参考URL
質疑応答
 毎授業の終了前に行います。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/03/07 10:28:16