開講年度2020
開講学科商学科 2013年度以降入学
科目名ビジネス情報論B
担当教員法雲 俊邑
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーC231-239-46
使用教室1102(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
流通情報システムと商業の変化
授業の概要
インターネットが普及することによって、ネットシヨップは年々売上高を伸ばし、顧客に最適なタイミングと価格で商品を提供してきた。その背景には、工場での製品生産の仕組みから、流通経路を経て販売に至るまでの過程のネットワークが大きく変化した。その基盤にあるのが流通情報システムである。この講義では、その流通情報システムの仕組みや流通過程や市場構造の変化が理解できるように解説する。
授業の到達
目標
急速な技術革新とそれに伴うインターネットの普及によって、様々な製品の流通や販売形態が変化してきた。顧客の利便性が向上すると共に生産・流通・販売にかかわる業務の効率性や生産性が飛躍的に向上している。これは、流通情報ネットワークの活用が単なる業務処理の向上に留まらず、戦略的な役割を果たすようになった事を誰もが認める時代である。しかしながら、その恩恵に反してシステム・ネットワークの発展に伴う様々なリスクの発生と弊害も問題として注目されている。このような流通情報システムの仕組みや利点とリスクが理解できることを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
期末の定期試験以外に、中間のレポート試験の実施と、毎時間に、まとめの小レポートを提出していただきます。
使用言語
日本語で講義します。
実務経験をいかした教育内容
講義担当者は、生産・流通・販売にかかわる業務に関する多くの情報システムを設計・開発、診断、研究してきた経験がある。いずれも効率性や生産性、顧客満足などの視点から取り組んだものである。これらの経験を生かし、過去・現在の流通情報システムの比較と、新技術を取り入れた先端の流通情報システムのあるべき姿について講義します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1流通情報システムのガイダンス流通情報システムの講義ガイダンス
2流通企業と流通経路流通企業とさまざまな流通経路について
3商品流通活動とシステムの機能を解説商品流通活動とシステムの機能を解説
4情報技術の進展とネットワーク技術  インターネットや携帯ツールの利用
5電子商取引の仕組みと各種EDIECによる POSとEOSの仕組みと意義・発展
6全社情報システムとデータウェアハウス全社的情報統合管理とデータウェアハウス&データマート
7全社業務資源管理とSCM全社業務資源管理と流通情報から見たSCM
8流通情報システムとDCM顧客市場甘楽見た流通情報システムチェーン
9WMS(倉庫管理システム)の機能自動倉庫管理システムやRFIDと各種の電子端末
10TMS(輸配送システム)の機能輸配送システムの効率化
11国際物流システム(GLOBAL)の概要国際物流システムとCALSによる通関
12流通ビジネスインテリジェンス1ソリューションのケース・スタディ1
13流通ビジネスインテリジェンス2 ソリューションのケース・スタディ2
14流通ビジネスインテリジェンス3ソリューションのケース・スタディ3
15流通ビジネスインテリジェンス4ソリューションのケース・スタディ4
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
小レポート30指定されたテーマについて、まとめられている事
中間のレポート試験30レポート試験の問題について記述されている事
定期試験40試験の問題について解答されている事
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義時に紹介する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『流通ビジネスモデル―経営革新と情報システム』宮下淳, 箸本健二中央経済社3400ISBN4-502-36260-3
2.『基礎から学ぶ流通情報システム』佐藤 誠中央経済社3600ISB978-4-502-39230-6
3.『物流経営戦略の「新」常識』原田啓二物流研究社1400ISBN-4-902477-24-5
4.『その他、講義時に紹介する。』
参考URL
1.講義時に紹介する。
質疑応答
授業中の他、休み時間に受け付けます。
備考
流通情報システムを詳しく知ることは、自分の消費行動やビジネスでの購買行動を効率的・効果的にすることにも繋がります。自らが考える姿勢をもって受講してもらいたい。
画像
ファイル
更新日付2020/03/07 10:28:16