開講年度2020
開講学科商学科 2013年度以降入学
科目名広告論
担当教員秋本 昌士
学期曜日時限秋学期 水曜日 2時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーC331-239-27
使用教室明倫(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
現代広告の理論と実際
授業の概要
 本科目では、広告主(広告料金を支払って広告を掲出する主体のこと)の立場から、マーケティング・コミュニケーション計画、および広告計画を自ら策定し、実行するための理論や手法について学ぶ。具体的な内容は以下のとおりである。
・広告とは何か、広告の機能、広告のしくみ、広告に関わる主体。
・広告によるブランドの構築と育成のための理論と方法。
・ 広告実務の現状(国内外の広告業界の現状、広告会社の業務内容等)。
・ 広告の種類。特にインターネット広告のしくみと特性。
・ 広告に対するオーディエンスの反応形式。
・ 広告効果の測定方法。
・ 上記内容を踏まえた広告計画の策定方法。
授業の到達
目標
本科目の最終的な到達目標は、広告主の立場からマーケティング・コミュニケーション計画、および広告計画を自ら策定し、実行するための基礎的な能力を獲得することである。具体的には、次のような知識や技能を修得することができる。
・広告によってブランド価値を高め、「強いブランド」をつくるための知識や技能。
・広告実務の現状(広告のしくみ、国内外の広告業界の現状、広告会社の業務内容等)についての知識。
・ 広告媒体選択のための知識や技能。
・ 広告に対してオーディエンスがどのように反応するか、その反応に対してどのような広告が望ましいか、についての知識。
・ 広告効果の測定に関する知識や技能。
・ 上記内容を踏まえた広告計画の策定方法についての知識や技能。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusにて試験結果の講評を行う。特に、受講者にとって難しかったと思われる問題について、重点的に解説を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
特記事項なし。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション:
この授業の概要と到達目標について
予習:30分間(シラバスの熟読)
復習:60分間(この授業の概要と到達目標について)
2広告論の概要:
広告とは何か、について
予習:30分間(広告の機能やしくみについて)
復習:60分間(同上)
3ブランド・マネジメントと統合型マーケティング・コミュニケーション1:
・ブランドとは何か
・ブランド・アイデンティティ
予習:30分間(ブランドの定義、機能、ブランド・アイデンティティについて)
復習:60分間(同上)
4ブランド・マネジメントと統合型マーケティング・コミュニケーション2
・顧客の「ブランド知識」
・統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)
予習:30分間(顧客の「ブランド知識」、統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)について)
復習:60分間(同上)
5広告業界
・広告会社とは
・国内外の広告業界の現状
予習:30分間(広告会社とは何か、国内外の広告業界の現状について)
復習:60分間(同上)
6広告の種類1:
・商業的広告と非商業的広告
・マス広告(TVCM、新聞広告)
予習:30分間(商業的広告と非商業的広告とは何か、TVCM、新聞広告の特性と現状について)
復習:60分間(同上)
7広告の種類2
・マス広告(ラジオCM、雑誌広告)
・屋外広告
・交通広告
・DM広告
・POP広告
予習:30分間(ラジオCM、雑誌広告、屋外広告、交通広告、DM広告、POP広告の特性と現状について)
復習:60分間(同上)
8広告の種類3:
・インターネット広告の種類
・インターネット広告のしくみ
予習:30分間(ンターネット広告の種類としくみについて)
復習:60分間(同上)
9広告の種類4:
・インターネット広告の特性
・インターネット広告に関連する重要概念
予習:30分間(インターネット広告の特性、インターネット広告に関連する重要概念について)
復習:60分間(同上)
10広告と消費者行動1:
・効果階層モデル
・態度形成、および態度変容に関する理論
・態度と行動との関係に関する理論
予習:30分間(効果階層モデル、態度形成と態度変容に関する理論、態度と行動との関係に関する理論について)
復習:60分間(同上)
11広告と消費者行動2:
・説得に関する理論
・マス広告の効果に関する理論
予習:30分間(説得に関する理論、マス広告の効果に関する理論について)
復習:60分間(同上)
12広告効果の測定1:
・広告効果測定の基礎概念
予習:30分間(広告効果測定の基礎概念について)
復習:60分間(同上)
13広告効果の測定2:
・媒体別広告効果測定の方法
予習:30分間(媒体別広告効果測定の方法について)
復習:60分間(同上)
14広告戦略の策定:
・媒体計画
・表現計画
・広告予算
予習:30分間(広告戦略の策定方法について)
復習:60分間(同上)
15総括予習:30分間(これまでのすべての講義内容を復習しておく。)
復習:60分間(これまでのすべての講義内容、とりわけ重要箇所について復習する。)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%上記「授業の到達目標」に照らして到達度、科目内容の修得の程度を評価する。学則第9条に定められた成績評価基準、および学則以外に定められた成績評価基準については、下記ウェブサイトを参照すること。
https://www.agu.ac.jp/life/result/
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『広告論 講義ノート・資料集』この授業専用の講義ノート。
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『現代広告論 新版』岸 志津江, 田中 洋, 嶋村 和恵有斐閣¥2,268978-4641123564
参考URL
質疑応答
質疑応答はオフィス・アワーに行う。
備考
本講義はマーケティング論の基本的な知識を前提として進行する。したがって、マーケティング論A、およびマーケティング論Bの単位を既に取得していることが求められる。
画像
ファイル
更新日付2020/03/07 10:28:12