開講年度2020
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
科目名日本の文化と社会Ⅱ
担当教員勝亦 貴之
学期曜日時限秋学期 金曜日 4時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-162-02
使用教室1305(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
外国人のみた江戸時代の災害
授業の概要
江戸時代は現代と同じように災害の多い時代でした。こうした江戸時代において長崎の出島のオランダ商館に着任した歴代のオランダ商館長は、被災直後の江戸城における将軍への謁見や、町で復興に励む民衆などについての詳細な記録を残しています。本授業は、このようなオランダ商館長の記録から江戸時代の災害についてみていくとともに、災害列島を生きる当時の人々の姿に迫ります。
授業の到達
目標
・江戸時代の災害や災害列島を生きる人々についての理解を深める。
・日本における文化や社会の史的変遷について考察することから、日本の伝統文化や社会の特色を説明することができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」
授業の概要について説明します。
【予習】シラバスを読み授業内容を把握する(20)
【復習】テキストの目次などを読み、授業の全体について確認する(30)
2「明暦の大火① ザハリアス・ワーヘナールの経歴」
明暦の大火を経験した商館長ワーヘルの経歴についてみていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
3「明暦の大火② 明暦の大火の様子」
明暦の大火の様子について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
4「明暦の大火③ 明暦の大火の影響」
小屋暮らしや物価の高騰などといった明暦の大火の影響について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
5「明暦の大火④ 江戸の被災状況」
明暦の大火による江戸の被災状況についてみていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
6「ブヘリヨンと消火ポンプ」
オランダ商館長ブヘリヨンと彼がもたらした消火ポンプについて考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
7「元禄地震① タントがみた元禄地震」
オランダ商館長ヒデオン・タントがみた元禄地震の様子についてみていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
8「元禄地震② 東海道沿いの被害」
タントが決行した江戸参府と、その際にみた東海道沿いの被災状況についてみていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
9「元禄地震③ 江戸の復興活動」
タントがみた江戸の復興活動について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
10「元禄地震の余震と宝永地震」
元禄地震の余震と宝永地震について検討します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
11「商館長ハルトヒと肥前長崎地震」
オランダ商館長ハルトヒが経験した肥前長崎地震について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
12「京都天明の大火① ファン・レーデが記した天明大火」
オランダ商館長ファン・レーデが記した京都の天明大火についてみていきます。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
13「京都天明の大火② 復興と光格天皇」
大火からの復興と光格天皇との交流についてファン・レーデの記録から考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
14「商館長シャセーが経験した地震と普賢岳の噴火」
商館長シャセーが経験した地震と普賢岳の噴火について考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
15「ヨーロッパに伝わった災害情報」
江戸時代に来日したヨーロッパ人によって日本の災害情報が伝わっていったこうとについて考察します。
【予習】テキストを読み授業に備える(30)
【復習】テキストやノートを読みなおすとともに、参考文献で授業の理解を深める(30)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験80授業内容の理解度を論述式の試験で評価します。
授業への取り組み20授業態度や、数回実施する予定の小レポートの内容で評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『オランダ商館長が見た 江戸の災害』フレデリック・クレインス講談社960円+税978-4-06-518179-9
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に紹介します』
参考URL
質疑応答
質問は、授業時間の前後に教室で受け付けます。授業の内容に疑問があれば、積極的に質問してください。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/10 17:12:00