開講年度2020
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名教養セミナーⅡ
担当教員石川 雅健
学期曜日時限秋学期 火曜日 1時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年1年
単位数1
科目ナンバーB132-841-02
使用教室7704(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
自分探しと自己表現
授業の概要
 今年度の教養セミナーは、Ⅰ・Ⅱを通して「自分探しと自己表現」をテーマとします。
 受講生自身に焦点を当て、「自分はどのような存在なのか」「自分はどのように生きて、これからどう生きていくのか」「自分自身の人間関係はどのようなものか? 今後の人生において気をつけていくべきことはどのような点のか?」など、主に「自己探求」「人間関係」「今までそしてこれからの生き方」、つまり自己の内面について考えます。秋学期では、主に人間関係・対人関係とに焦点を当てます。
 なお、春学期に引き続き、レポート作成等の文章作成指導、発表方法の指導も行います。
授業の到達
目標
 秋学期の目標は、春学期と夏休みを経て、それまでの自分の過去も振り返りながら、大学生としてこれからどのような人生生活を送って行くのか、自分の興味・関心はどのようなもので、何を目指しているかなど、自分自身と真摯に対峙していくことで、さらなる社会に出立する基礎を築いていきます。
 特に、自分自身の対人関係・人間関係に焦点を当て、今までの関係の在り方はどのようなもので、改善すべき点はどこなのか熟考し、よりよい人間関係を獲得します。さらに、春学期に引き続き、2回目のプレゼンテーションを行い、自己表現知力と聞く力を身に付けます。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以降に講義連絡にて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
担当者は、公認心理師であり、これまで臨床心理士として、スクールカウンセラー、企業や病院のセラピスト等を務めてきた経験をもとに、カウンセリングする側からの観点も含め授業を進めます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1他人との関係を見つめる(3)
 対人関係をふりかえる -対人地図-
【予習】テキスト第Ⅱ部第2章に目を通し、人間関係について振り返る(20)
【復習】自らの対人関係について振り返る(30)
【課題】対人地図の作成(20)
2他者とかかわることで発見する自分(1) 
 -基本的対人態度-
【予習】テキスト第Ⅱ部第3章に目を通し、対人態度について振り返る(20)
【復習】自らの対人態度について振り返る(30)
【課題】基本的対人態度尺度の実施(20)
3他者とかかわることで発見する自分(2) 
 -人との関わり方(社会的スキル)-
【予習】テキスト第Ⅱ部第4章に目を通し、人とのかかわり方について振り返る(20)
【復習】社会的スキルについて理解する(30)
【課題】スキル尺度の実施(20)
4他者とかかわることで発見する自分(3) 
 -同性・異性の友人関係-
【予習】テキスト第Ⅱ部第3章に目を通し、対人態度について振り返る(20)
【復習】自らの友人関係について振り返る(30)
【課題】友人関係調査の実施(20)
5未来との出会いとかかわり(1) 
 青年期の課題
【予習】テキスト第Ⅲ部概論に目を通し発達課題について把握する(30)
【復習】各発達課題について理解する(20)
【課題】自我同一性尺度の実施(20)
6未来との出会いとかかわり(2) 
 社会とのかかわりと帰属意識
【予習】テキスト第Ⅲ部第1章に目を通し、かかわりについて確認する(20)
【復習】自らの帰属意識について振り返る(30)
【課題】帰属意識に関する調査実施(20)
7未来との出会いとかかわり(3) 
 職業選択
【予習】テキスト第Ⅲ部第3章に目を通し、将来について考える(20)
【復習】自らの進路について振り返る(30)
8未来との出会いとかかわり(4) 
 自分の将来イメージ
【予習】テキスト第Ⅱ部第4章に目を通し、人生について考える(20)
【復習】自らの未来について振り返る(30)
【課題】自我同一性尺度の実施(20)
9大学生活を有意義なものにするために(1)
 私が必要としているものは何?
【予習】テキストの既習内容を確認する(20)
【復習】自分が必要・不要なもの、充足・不足しているものを見極める(60)
10大学生活を有意義なものにするために(2)
 生き方をイメージする
【予習】テキストの既習内容を確認する(20)
【復習】自分が目指す生き方を見極める(60)
11大学生活を有意義なものにするために(3) 
 他人の中の自分自身を考える
【予習】テキストの既習内容を確認する(20)
【復習】他人から見た自分について再考する(60)
【課題】社会と出会いかかわり合うことでみえる未来について考える(20)
12プレゼンテーションとディスカッション(5)【予習】プレゼンテーション資料作成と実施準備(180)もしくは事前予習(30)
【復習】プレゼンテーション改善および聞く力の養成(30)
13プレゼンテーションとディスカッション(6)【予習】プレゼンテーション資料作成と実施準備(180)もしくは事前予習(30)
【復習】プレゼンテーション改善および聞く力の養成(30)
14プレゼンテーションとディスカッション(7)【予習】プレゼンテーション資料作成と実施準備(180)もしくは事前予習(30)
【復習】プレゼンテーション改善および聞く力の養成(30)
15プレゼンテーションとディスカッション(8)【予習】プレゼンテーション資料作成と実施準備(180)もしくは事前予習(30)
【復習】プレゼンテーション改善および聞く力の養成(30)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験40%定期試験では、授業内に取り扱った内容について出題し、その理解の度合いを評価します。
その他(受講態度、授業での積極性および参加度)60%授業での課題への取り組みや積極性について4点×15回を基準として算出します。なお、欠席は1回に付き10点減点、遅刻・早退は3点減点します。ただし遅刻・早退3回で欠席1回分とします。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『これからを生きる心理学』川瀬正裕・松本真理子・丹治光浩ナカニシヤ出版1800円+税978-4-7795-0214-9
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教養セミナー・ハンドブック「大学で学ぶために」』無料配布
2.『人間が生きるということ』村上英治大日本図書922円+税4-477-00039-1
参考URL
質疑応答
質疑応答などは、授業前後でも受け付けます。もしくは E-mail(ゼミ初日に指示します)にて連絡して下さい。 
備考
 受講生は、このセミナーを自らを振り返る時間および空間とし、真摯に自己に向き合い、他者とかかわり合いについて考えることを期待します。従って、授業中の私語、携帯電話、スマートフォン等の使用は禁止します。
  なお、受講生数に応じてプレゼンテーションの回数が増減し、シラバスの内容を変更する場合があります。
 *レポートおよび定期試験の記入の際には、ボールペンを使用してください。(鉛筆不可)
画像
ファイル
更新日付2020/02/13 10:21:14