開講年度2020
開講学科法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
科目名宗教学Ⅱ
担当教員関 敦啓
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-113-02
使用教室7502(名城)
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
仏教・禅と人間
授業の概要
*「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目である

本校の建学精神として掲げられる「行学一体」「報恩感謝」といった、大局的な見地から実践的知識を得られるように学ぶ。また宗教学を学ぶ一環として、日本の文化に深く根ざした仏教を事例に宗教としての仏教やその文化形態を学ぶ。インドにはじまり、6世紀半ばの日本へ公伝した仏教の歴史、文化、思想哲学に関して学び、客観的に理解する。宗教文化の理解を深めることを目的とし、基礎的な知識の習得に重ねて、日本文化に大きな影響を与え、現代社会においても文化に深く根付いている禅に関する歴史や文化形態、その意義について学ぶ。
授業の到達
目標
1,仏教の歴史的経緯を学び、インドにはじまった仏教が世界宗教としてひろがり、日本にどのように定着、展開したのか理解を深める

2,仏教に大きな影響を受けて形成された日本の宗教的世界観をはじめとして、その周辺に存在している宗教文化について学ぶ

3,禅の歴史や精神性などから形成された文化形態を学び、それらが現代社会においてどのような意義をもっているのか理解を深めて、今後の自らの生き方と照らしあわせて考えられるようすすめる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1はじめに
仏教という宗教について
仏教の歴史的な経緯を概観する
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)予習 テ
2仏教成立への道程
仏教成立以前のインドにおける宗教、思想、哲学について知る
ヴェーダの宗教と自由思想家たち
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
3仏教の成立過程1
ブッダの生涯からみる宗教的な実践と哲学について知る
生い立ちから悟りを開くまで
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
4仏教の成立過程2
ブッダの生涯からみる宗教的な実践と哲学について知る
はじめての説法と弟子、教団形成など
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
5仏教の教義について1
ブッダが説いた教説について知る
悟った真理とその実践方法など①
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
6仏教の教義について2
ブッダが説いた教説について知る
悟った真理とその実践方法など②
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
7仏教の形成と展開について
部派仏教の潮流について知る
教団の分裂と展開
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
8仏教の形成と展開について
大乗仏教の成立と展開について知る
菩薩という存在、慈悲の実践とは
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
9世界宗教への道程 仏教の伝播1
南伝の経路と各地の仏教文化を知る
インドから東南アジア各国への伝播
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
10世界宗教への道程 仏教の伝播2
北伝の経路と各地の仏教文化を知る
インドから中央アジア・東アジアへの伝播
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
11中国の仏教と宗派について
中国における仏教の展開と宗派形成
中国の仏教通史と仏教・禅文化の影響
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
12日本の仏教について
日本に伝播した仏教の展開について知る
日本の仏教通史と仏教・禅文化の影響
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
13禅の展開
禅の源流と根本教義を知る
中国の禅やその文化、日本の禅やその文化について
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
14日本の禅
日本の禅宗について知る
特に道元の宗教思想について触れる
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
15まとめ
禅・仏教と現代社会
仏教、なかでも禅が与えた文化的影響など
予習 テキスト該当箇所に目を通しておく(20分)
復習 授業でのノートを整理し、疑問点などについてテキスト該当箇所などを参考に調べる(40分)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験90%15回の講義で学んだ歴史や文化についての基礎知識をふまえて、仏教の歴史的経緯や禅の文化について論述できるかどうか
受講態度10%講義の中で提出を求めるレポートの内容、講義への積極性を評価対象とする
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間〔第二版〕ー真の生き方を求めて』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社1200円+税978-4-500-00702-8
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
1,質問は随時受け付ける
2,授業後に5~10分程度の質疑の時間を設ける
3,それ以外に特に質疑がある場合には事前に申出てくれれば時間を設けて応答する
備考
1,授業中の携帯電話や外部通信機能のあるデバイス、また音の出る機器などの使用については制限をする
2,その他、注意事項はその都度知らせる
画像
ファイル
更新日付2020/02/05 22:03:00