開講年度2020
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
皮膚科学・香粧品学★
科目ナンバーA421-476-20
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年4年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 木曜日 2時限 206
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)杉浦 真理子.真野 陽介(非常勤講師)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
本講義は、大学独自の科目である。皮膚疾患について学び、スキンケアとしての香粧品の有用性と副反応を理解する。また、香粧品について業界の制度・製品の作用・品質管理等幅広い知識を修得する。
【実務経験をいかした教育内容】
香粧品学の講師は、ホーユー株式会社(地元名古屋を拠点とする頭髪化粧品の製造販売メーカー)の研究員が担当する。化粧品会社の研究員の視点から見た香粧品および香粧品業界に関する知識を修得できる授業を行う。
授業の到達目標
正常な皮膚の構造を理解し、各疾患の病態、症状、診断方法、治療、治療薬による副作用、日常生活指導、日常生活におけるスキンケアについて修得する。また、医薬品、医薬部外品との違いを整理したうえで化粧品についての理解を深め、その利点と怖さも含めて適切に説明できるようになることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
皮膚科学:受講前に疾患について、インターネットや配布した資料、教科書から概略を把握する。受講後は配布した資料とプリントから、内容を確認して理解を深める。
香粧品学:デパート、スーパー、薬局等でどのような化粧品(一部 医薬部外品)が売られているのかを観察し、興味を深めておく。講義スライドの重要ポイントについては次回講義までに最低限説明できるように復習しておく。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1皮膚科学総論、蕁麻疹について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
2皮膚アレルギー総論、アトピー性皮膚炎、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
3アトピー性皮膚炎、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
4尋常性乾癬、尋常性ざ瘡、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
5接触皮膚炎、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
6接触皮膚炎、掌蹠膿疱症、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
7ウイルス性疾患、真菌性疾患、その他の皮膚疾患について説明できる。(担当者:杉浦)アドバンスト
8医薬品医療機器等法と化粧品市場について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
9香粧品原料と界面化学・皮膚用化粧品について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
10毛髪の基礎知識について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
11毛髪カラー剤(医薬部外品・化粧品)について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
12パーマ剤と頭髪用化粧品について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
13香粧品の品質管理と安定性、安全性の評価について説明できる。(担当者:真野)アドバンスト
授業の方法・方略
皮膚科学:プリントとテキストを使用した講義
香粧品学:スライド(PowerPoint)および実物(部外品・化粧品)観察しながらの口述講義(ヘアカラーを使って髪の毛を染める実験なども予定)
成績評価及び
フィードバック方法
【成績評価】
皮膚科学:定期試験(100%)講義内容を十分に理解し、疾患の特徴をふまえた上で、疾患概念、症状、検査、診断方法、治療、スキンケアを含む生活指導について論述できる。
香粧品学:定期試験(80%)受講態度(20%) 授業の内容を十分に理解し、授業の到達目標をふまえた上で、設問に対して論述できる。
【フィードバック】
定期試験の合格者の掲示時に解答状況に関するコメントを記載します。
教科書
皮膚科学、香粧品学:スライドを印刷した資料を各回配布し、テキストの代わりとして使用する。
参考書
皮膚科学(金芳堂)、香粧品科学(朝倉書店)
オフィスアワー
薬学部事務室に問い合わせてください。
参照ホーム
ページ
内容URL説明
1.ホーユー株式会社ヘアカラーの安全な使用方法
画像
ファイル
更新日付2020/01/16 15:37:42