開講年度2020
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
医療統計学
科目ナンバーA211-474-21
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 月曜日 4時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)村木 克彦(薬効解析学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
医薬品の開発、生産、品質管理において、統計学に基づいた科学的分析は必須の科学的アプローチである。また薬効薬理評価にも医療統計の知識とコンピューターを用いた統計処理技術の習得が不可欠である。医療統計学では、まず一般的な統計的考え方と統計処理の方法について解説する。さらに基礎および臨床薬効薬理評価を行う際におもに用いられる統計手法について解説する。
授業の到達目標
医薬品情報の収集・評価・加工・提供・管理・評価、EBMの実践、生物統計ならびに臨床研究デザイン・解析に関する基本的事項を修得する。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、プリント、ノートを読み返して復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1統計の基礎Ⅰ:医療統計と統計的な考え方、分布、平均 、バイアスについて説明できる。A-(1)-②-4, E3-(1)-⑤-1, E3-(1)-⑥-7
2統計の基礎Ⅱ:分散、標準偏差、標準誤差について説明できる。E3-(1)-⑤-1
3統計の基礎Ⅲ:標本、検定、信頼区間について説明できる。E3-(1)-⑤-1, E3-(1)-⑤-2
4医療統計 基礎Ⅰ-Ⅰ: 2群間の検定、等分散と平均値の差について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤-3, E3-(1)-⑤-5
5医療統計 基礎Ⅰ-Ⅱ: 2群間の検定、標本の対応と平均値の差について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤-5
6医療統計 基礎Ⅱ-Ⅰ:多群間の検定と検定の多重性問題について説明できる。E3-(1)-⑤⑥-アドバンスト
7医療統計 基礎Ⅱ-Ⅱ:多群間の検定、分散分析について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤⑥-アドバンスト
8医療統計 基礎Ⅱ-Ⅲ:多群間の検定、多重比較について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤⑥-アドバンスト
9医療統計 基礎Ⅲ-Ⅰ:質的データ、分割表について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤-3
10医療統計 応用-Ⅰ:順序データ、ノンパラメトリックな統計解析法とその代表例について説明でき、また検定法を実施できる。E3-(1)-⑤-4
11医療統計 応用-Ⅱ:生存時間解析の概要について説明できる。E3-(1)-⑤-7
12医療統計 応用-Ⅲ:その他の解析手法Ⅰ:-相関、回帰について説明できる。E3-(1)-⑤-6
13医療統計 応用-Ⅲ:その他の解析手法Ⅱと統計解析時の注意点について説明できる。E3-(1)-⑤⑥-アドバンスト, E3-(1)-⑥-7
授業の方法・方略
口述講義の後に、講義のまとめや課題演習などで自学演習を実施する(10~12回)
成績評価及び
フィードバック方法
成績評価:講義のまとめや課題演習レポート(60%(欠席の場合は課題提出と認めない)、適切にまとめ正しい日本語で記述できる)と定期試験(40%、授業の内容を十分に理解し、授業の到達目標をふまえた上で、設問に対して論述できる)の結果を総合して評価する。フィードバック:定期試験の合格者の掲示時に回答状況に関するコメントを記載します。
教科書
基礎医学統計学 改訂第6版(南江堂)
参考書
オフィスアワー
薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
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更新日付2020/01/23 09:13:49