開講年度2020
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
機器分析学
科目ナンバーA211-472-21
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別秋学期
曜日・時限・教室秋学期 月曜日 3時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)伊納 義和.横川 慧,古野 忠秀(薬品分析学)
使用言語日本語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
本講義では、まず化学物質の原子・分子の性質を修得する。次に、基本的な化学物質の構造決定が出来るための機器分析法を学習し、これらの知識を基盤として、臨床で用いられている分析法、画像診断法および、画像診断薬についての知識を習得する。また、これらの機器分析法を用いた生体分子の解析への応用について理解する。
授業の到達目標
医療の担い手として社会のニーズに応えるために、医薬品分析(局方医薬品の確認試験、医薬品の安定性試験・品質管理等)を行ううえで必要不可欠な機器分析法を理解し、代表的な分析機器の原理、特長および、解析に必要な基礎知識を習得することを目的とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書等で予習すること。
各回の講義前後に、およそ90分を目安として予習・復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1機器分析の特長・概略等を説明する。電磁波の性質、分子の振動、回転、電子遷移について説明できる。C1-(1)-③-1,2
2原子吸光光度法、ICP発光分析法の原理、ICP発光分光分析法の原理・操作方法について説明できる。C2-(4)-①-4
3光の屈折、偏光、および旋光性について説明できる。C1-(1)-③-4
4旋光度測定法(旋光分散)の原理および応用例を説明できる。C2-(4)-①-5
5赤外吸収スペクトル測定法の原理・基本的な官能基の特性吸収を説明できる。C2-(4)-①-3
6光の散乱および干渉について説明できる。結晶構造と回折現象について概説できる。C1-(1)-③-5, 6
7X線結晶解析の原理および応用例を概説できる。C2-(4)-④-1
8粉末X線結晶解析法の原理、利用法について説明できる。C2-(4)-④-2
9電子や核のスピンとその磁気共鳴について説明できる。C1-(1)-③-3
10核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。C2-(4)-②-1
11質量分析法の原理および応用例を説明できる。C2-(4)-③-1
12分析技術の臨床応用Ⅰ
臨床分析の分野で用いられる分析法の原理、実施法、応用例について説明できる。
C2-(6)-①-1,2 C2-(6)-②-1,2
13分析技術の臨床応用Ⅱ
臨床分析の分野で用いられる代表的な画像診断技術、画像診断薬について説明できる。
C2-(6)-②-3~5
授業の方法・方略
講義
指定教科書を中心にパワーポントを用いて講義を行い、理解しやすいように講義を進める。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(100%) 講義内容を十分に理解し、到達目標をふまえたうえで、設問に対して論述できる。
(フィードバック) 定期試験合格者掲示の際、、回答状況に関するコメント、出題意図に関する説明を記載する。
教科書
わかりやすい機器分析 第4版 (廣川書店)
参考書
オフィスアワー
薬学事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
ページ
画像
ファイル
更新日付2020/01/20 17:59:56