開講年度2020
開講学科2018年度心身科学部健康科学科
科目名保健体育科教育法Ⅲ
担当教員海野 勇三
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーL121-274-47
使用教室14303
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
高等学校の体育科教育をホーバーホールする
授業の概要
中等学校における体育科教育に関し、1)教科成立の根拠、目標・学力論、2)教科内容・教材構成論、3)学習指導論、および4)授業研究・学習評価論の各視点から考究するともに、現今の中等学校の体育授業が抱える実践課題とその改善策について探求する。
授業の到達
目標
「中等学校の体育科教育をホーバーホールする」とのテーマのもと、体育科教育が必修であり続ける根拠、現代において体育科教育が果たすべき使命、新しい時代の文化創造と変革の主体者として相応しい学力およびそれを保障する授業実践のデザインについて、確かな理解を得る。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
レポートおよびプレゼン資料等はすべてコンピュータで作成して、授業フォルダに提出することとし、元データは各自のマイドキュメントに保存する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
現職教員との共同実践研究で得られた成果を授業に置いて紹介していく。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーションⅠ
体育は何を教える教科か?-教科成立の根拠と条件-
復習:講義内容のノート整理(30分)
2戦後学習指導要領の変遷と体育授業の展開復習:講義内容のノート整理(30分)
3Academic AchievementとPhysical & Sport Literacy復習:講義内容のノート整理(30分)
4課題学習Ⅰ 
テーマ:「文化的・教養的教科としての体育の使命を問い直す」
予習:テーマに関するレポートを作成する(60分)グループ・ディスカッションの後、提出する
5オエリエンテーションⅡ
体育の教育課程論-自主編成としての教科内容構成と教材づくり-
復習:講義内容のノート整理(30分)
6学びの履歴にみるConflictとInequality-正・不のスパイラルと教師の指導性-復習:講義内容のノート整理(30分)
7My PlanからOur planへ、そしてLocal Planの編成へ復習:講義内容のノート整理(30分)
8課題学習Ⅱ 
テーマ:「Quality Physical Educationと教材構成(解釈・開発)」
予習:テーマに関するレポートを作成する(60分)
グループ・ディスカッションの後、提出する
9オリエンテーションⅢ
体育の学習指導論-教師の指導性と子どもの自己活動の統一-
復習:講義内容のノート整理(30分)
10学びの履歴にみるConflictとInequality-正・不のスパイラルと教師の指導性-復習:講義内容のノート整理(30分)
11批判的・協同的・創造的な学びとしてのグループ学習論復習:講義内容のノート整理(30分)
12課題学習Ⅲ 
テーマ:「Inclusive な学びの共同体をどう組織するか」
予習:テーマに関するレポートを作成する(60分)グループ・ディスカッションの後、提出する
13オリエンテーションⅣ
体育の授業研究と学習評価論-子どもの学びを励ます眼差し-
復習:講義内容のノート整理(30分)
14学習評価におけるGoal-reference と Goal-free, Quantitative とQualitative復習:講義内容のノート整理(30分)
15授業研究における創造と共同-学び続ける教師と同僚性の再考-復習:講義内容のノート整理(30分)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業への参加態度20情報収集・ミニレポート・集団討論への能動的参加
中間レポート&プレゼン20レポート&プレゼン内容の質と量
ノート提出20講義内容の正確なノート・テイキング
最終レポート40関連資料の検討を踏まえた分析と考察
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『中学校及び高等学校学習指導要領解説-保健体育編-』文部科学省東山書房455978‐8278‐1481‐1
2.『『戦後体育実践論』全3巻』中村敏雄編創文企画
3.『『教師と子どもが創る体育・健康教育の教育課程試案』全2巻』学校体育研究同志会編創文企画2,0004‐9211‐64‐22‐3
4.『『教師として育つ―体育授業の実践的指導力を育むには―』』梅野圭史・海野勇三・木原成一郎他編明和出版1,800978‐4‐901933‐23‐0
参考URL
質疑応答
質問や学習上の相談についてはオフィスアワー時に研究室にて対応します。その場合には、メールにて事前に予定の確認をしてください。
備考
授業中の私語や携帯電話等の操作は厳禁とします。
2/3以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とします。
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更新日付2020/02/14 11:58:57