開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名教育思想論
担当教員山口 拓史
学期曜日時限秋学期 木曜日 1時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL231-271-12
使用教室1402
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
人間形成と教育のあり方を考える
授業の概要
 教職課程で学ぶ皆さんは近い将来に「教師」になることでしょう。一般に、教師とは「学校で、一定の資格をもって児童・生徒・学生などの教育にあたる人」とされています。では、学校で教育にあたる人(学校教師または学校教員)が行う「教育」とは何物でしょうか。その教育の意義(目的)とはどのようなことでしょうか。また、教育には<個人の自己形成>と<社会の再生産(存続・発展)>の二つの側面があると考えられていますが、それは何を意味するのでしょうか。「教育」をめぐる問いは尽きないようです。
 この授業では、下記のテキストを使用しながら、教職をめざす皆さんが教育の理念と思想についてさまざまな角度から自ら学び、自ら考える機会を提供したいと考えています。
 さあ、教職をめざす者として、教育思想についての基礎的な知見をしっかりと広めてください。
 ※受講希望者は、初回のガイダンスに必ず出席してください。
授業の到達
目標
 (1)テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加し、教育の理念・思想を具体的に理解する。
 (2)その際、教育思想に対する単なる知識の獲得のみならず、自らが主体的・対話的に学び考えることができる。
 (3)各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容等を適切に説明できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表当日にWebCampus「講義連絡」によって、定期試験出題意図を中心とした授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス─この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、絶対に遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2人間形成と教育の理念・思想─テキスト第1章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
3近代ヨーロッパの教育思想の展開─テキスト第2章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
4アメリカの教育思想─テキスト第3章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
5現代における教育思想─テキスト第5章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
6レビューアワー①─第2~6回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
7近代学校制度成立と普及の社会的・思想的基盤─テキスト第6章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
8近代日本の教育とその理念─テキスト第7章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
9現代日本の教育とその理念─テキスト第8章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
10レビューアワー②─第7~9回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
11学校における教師と子ども─テキスト第9章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
12社会階層と教育─テキスト第11章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
13ジェンダーと教育─テキスト第12章を中心に理解する<予習>指定されたテキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)>
14レビューアワー③─第11~13回の授業を振り返り、学習内容の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
15まとめ─この授業を通じての自分の変化について確認・考察する<予習>「2つの期待」を振り返っておく(30~)
<復習>定期試験に向けた振り返り(30~)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%授業で取り上げたテーマについて、基礎的知識の習得および批判的考察の内容の各レベルに応じて判断しますが、次項の「受講姿勢」に応じて減点を行います。
受講姿勢欠席1回(=遅刻2回)ごとに7点を減点します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育の理念と思想のフロンティア』伊藤良高ほか編晃洋書房1300+税978-4771028739
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ハンディ教育六法2020年版』浪本勝年ほか編北樹出版2100+税教職志望者には最新の教育法規に対する理解が欠かせません。
2.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいは下記のオフィスアワーにおいて随時対応します。
オフィスアワー(通年):火曜日(12:45~13:15)、木・金曜日(12:45~13:30)およびメール等で事前予約された時間帯に2号館5階2525研究室にて。
備考
※上記の各回授業内容は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教職をめざす者としてあるべき姿勢で授業に参加することを強く求めます。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
(5) 事前に教育学Ⅰ(山口拓史担当)も受講しておくとよいかもしれません。
画像
ファイル
202004三色ボールペン案内.pdf事前に一読しておいてください。
更新日付2020/02/07 08:31:13