開講年度2020
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
科目名青年心理学
担当教員山本 ちか
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG231-282-02
使用教室G103
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
中学生・高校生・大学生のこころ
授業の概要
青年期は身体面や環境面など多くの変化が起こる時期である。こうした青年期の変化を理解し,青年期の心理的な特徴を学ぶことがこの授業の目的である。
具体的には,青年期の主要な変化として,身体の変化,ものの考え方などの認知的な変化,社会的役割の変化を取り上げる。また青年を取り巻く環境の要因として,家族,仲間,学校,恋愛,仕事,余暇をとりあげる。最後にこうした青年の心理的な特徴として,アイデンティティや自己,セクシャリティの発達を取り上げる。
授業の到達
目標
青年期の心理的変化について概説することができる。青年期の心理的な特徴について考え,論じることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
①授業中に行う小レポートについては、次の授業回で全体的な講評を行います。また、採点後返却します。
②成績発表日に講義連絡にて授業講評を送信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「ガイダンス」
  授業の方針と本授業の概要について説明します
「青年期とは」
  青年期とはどのような時期なのかを学びます
【予習】シラバスを読み,本授業の内容を把握する(60)
【復習】本授業の全体についての確認(60)
講義内容を確認し,理解を深める(120)
2「身体的変化(1)」
  青年期にはどのような身体的変化が生じるのかを学び,考察します
【予習】青年期の身体的変化にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理(特に授業中に記載できなかった点の補足)と講義内容の確認(180)
3「身体的変化(2)」
  青年期の身体的変化がもたらす心理的影響について学び,考察します
【予習】身体的変化が与える影響にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
4「認知的変化」
  青年期にはどのような認知的変化が生じるのかを学び,考察します
【予習】青年期の認知的変化にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と授業内容の確認(180)
5「社会的役割の変化」
  青年期にはどのような社会的役割の変化が生じ,青年の心理にどのように影響を与えるのかを学び,考察します
【予習】青年期の社会的役割の変化にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
6「家族関係の特徴(1)」 
  青年期の家族関係の特徴について学び,考察します
【予習】青年期の家族関係の特徴はどのようなものかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と授業内容の確認(180)
7「家族関係の特徴(2)」
  家族関係が青年の心理に与える影響を学び,考察します
【予習】家族関係が青年に与える影響にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
8「仲間関係の特徴(1)」
  青年期の仲間関係の特徴について学び,考察します
【予習】青年期の仲間関係の特徴はどのようなものかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
9「仲間関係の特徴(2)」
  仲間関係が青年の心理に与える影響について学び,考察します
【予習】仲間関係が青年に与える影響にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
10「恋愛関係の特徴(1)」
  青年期の恋愛関係の特徴について学び,考察します
【予習】青年期の恋愛関係の特徴はどのようなものかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
11「恋愛関係の特徴(2)」
  恋愛が青年の心理に与える影響について学び,考察します
【予習】恋愛が青年に与える影響にはどのようなものがあるかを考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
12「学校環境の特徴」 
  学校における青年の心理や学校で生じている諸問題について学び,考察します
【予習】学校で生じている問題にはどのようなものかがあるか考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
13「仕事と余暇の特徴」
  青年にとっての働くことの意義や余暇の特徴について学び,考察します
【予習】青年にとっての働くことの意義について考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
14「青年期のアイデンティティと自己の特徴」
  アイデンティティと自己の発達について学び,考察します
【予習】自分らしさとは何かについて考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
15「青年期のセクシャリティの特徴」
  青年期の性の多様性について学び,考察します
「授業のまとめ」
  これまでの課題を返却し,授業全体を振り返ります
【予習】青年にとっての性の問題について考えておく(60)
【復習】ノートの整理と講義内容の確認(180)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験の成績70%青年期の心理的変化について概説することができているかによって評価する。
授業中に実施する小レポート30%青年期の心理的な特徴について考え,論じることができているかによって評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『レクチャー青年心理学』髙坂康雅他風間書房2500978-4-7599-2183-0
参考URL
質疑応答
質問がある場合は,講義の前後の時間を利用してください。
備考
本授業の受講を希望する学生は,必ず初回授業から出席してください。初回時に授業の方針を詳しく説明します。
授業中の私語,携帯電話(スマホ)操作は厳禁とします。
授業の2/3以上出席した者のみ評価の対象とします。
授業は講義が中心ですが,理解を深めてもらうために,講義内容について考察してもらいます。毎時間,小レポートとして提出を求めます。
画像
ファイル
更新日付2020/01/24 10:34:18