開講年度2020
開講学科健康科学科 2015年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
科目名体育実技(陸上競技)/体育指導実技B(陸上競技)
担当教員渡辺 輝也
学期曜日時限秋学期 火曜日 3時限
科目区分選択
授業形態実技
対象学年2年
単位数1
科目ナンバーZ235-593-06
使用教室スポーツセンター
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
体育授業で陸上競技を指導できるようになる!
授業の概要
 本授業では,陸上競技における各種目の基本的な技術とルールについて学ぶとともに,各種目の技術指導に際して利用できるさまざまな学習指導法について学習する。本授業の目的は,以上の学習を通して,体育授業において陸上競技の学習指導を行うための基本的な技能と知識を習得し,受講生が体育授業において陸上競技の学習指導を展開できるようになるための指導力の基礎を獲得することにある。
授業の到達
目標
 本授業の到達目標は,『中学校学習指導要領 保健体育編』 に示された「C 陸上競技」の[第3学年]レベルの技能を習得すること,その技能を身に付けるための段階的指導を他者に行うことができるようになること,そして授業で取り上げた各種目の記録会を運営できるようになることである。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 成績発表日以降に問い合わせ期間を設定し研究室にて評価内訳を開示する。
使用言語
 日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス,短距離走・ハードル走(1):中間疾走と加速の動きを学習する。【予習】シラバスで授業概要を確認するとともに教科書でトラック種目のスタートとフィニッシュの競技規則を予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
2短距離走・ハードル走(2):ハードリングの基礎を学ぶとともに加速と中間疾走の動きの組合せを行う。【予習】教科書でハードル走の競技規則を予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
3短距離走・ハードル走(3):ハードリングとインターバルの動きについて学習する。【予習】ハードル走の学習段階について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
4短距離走・ハードル走(4):ハードリングとインターバルの動きについて復習するとともにアプローチについて学習する。【予習】教科書でハードルのアプローチの基本について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
5短距離走・ハードル走(5):競走相手との競り合いについて学ぶとともに記録測定に取り組む。【予習】ハードル走の試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
6走り幅跳び(1):跳躍の基本の動きについて学習する。【予習】教科書で走り幅跳びの記録測定の方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
7走り幅跳び(2):走り幅跳びの一連の動きについて学習する。【予習】教科書で走り幅跳びの順位付けの方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
8走り幅跳び(3):走り幅跳びの一連の動きについて復習するとともに記録測定に取り組む。【予習】走り幅跳びの試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
9走り高跳び(1):はさみ跳びの動きについて学習するとともに背面跳びの段階学習に取り組む。【予習】教科書で走り高跳びのバー高の設定と試合進行の方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
10走り高跳び(2):背面跳びの段階学習について復習する。【予習】教科書で走り高跳びの順位付けの方法について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
11走り高跳び(3):背面跳びの段階学習について復習するとともに記録測定に取り組む。【予習】走り高跳びの試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
12記録会:記録会とその運営に取り組む。【予習】各種目の試合運営の方法について復習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
13長距離走(1):ペースの変化と維持の技能を学ぶとともに競走相手との駆け引きを学習する。【予習】配布資料で長距離走の戦術について予習する(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
14長距離走(2):ペースの変化と維持の技能を復習するとともに中距離走リーグ戦に取り組む。【予習】長距離走リーグ戦の必勝戦術パターンを編み出してくる(15分)
【復習】学習内容の振り返りおよび自分自身およびバディの学習過程の記録(30分)
15まとめ:筆記試験とビデオを用いた運動学習の振り返りに取り組む。【予習】各種目の技能の名称と行い方,そして競技規則について復習する(90分)
【復習】ビデオの観察をもとにして自分自身の運動学習の成果と課題をまとめる(30分)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
技能評価50%達成記録について算出式を用いて評価する(25%)とともに,技能の習得状況について観点別評価を実施する(25%)。
筆記試験25%筆記試験の答案について設問ごとに正誤を判定する。
学習状況の記録及び学習ノート25%学習状況の記録及び学習ノートの記述をもとに,「思考・判断・表現」及び「主体的に学習に取り組む態度」について観点別評価を実施する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『アクティブスポーツ』大修館書店編集部大修館書店820円
2.『中学校学習指導要領解説 保健体育編』文部科学省東山書房397円
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『陸上競技のコーチング学』日本陸上競技学会 編大修館書店
参考URL
1.日本陸上競技学会日本陸上競技学会HP
質疑応答
 質疑は授業時および担当教員のオフィスアワーに受け付ける。
備考
 本科目は中高教員免許状(保健体育)の必修科目である。陸上競技用のアップシューズを使用すること(サッカー,バスケット,テニス等の各種競技専用シューズは使用不可)。
画像
ファイル
更新日付2020/02/02 17:48:01