開講年度2020
開講学科心理学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名心理的アセスメントb/特殊講義5b(投影法)
担当教員井村 安之
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーY331-283-13
使用教室14412
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
心理的アセスメントと投影法 ―ロールシャッハ法とその他の投影法―
授業の概要
ロールシャッハ法の初歩を習得した者を対象に、ロールシャッハ法のさらなる分析法や臨床症例について学習していくとともに、その他の投影法について概説を行う。基本的に、実習可能な投影法検査に関しては、実習形式で行い、体験的に学ぶことで理解を深めることとしたい。
本講義はカウンセラー等臨床心理実務経験を有する者が行う。
授業の到達
目標
1.ロールシャッハ法について初級レベルの知識をつけること
2.さまざまな投影法についての正しい施行法と基本的な分析法を身につけること
3.投影法検査の所見書を適切に作成できること
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusから授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
・症例を交えながら実践に役立つ心理的アセスメントの基礎を学ぶ。
・実際の臨床現場で心理的アセスメントを行うことを常に想定した授業を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション【予習】シラバスを熟読し授業内容を理解する(30)
【復習】オリエンテーションの内容を再確認する(60)
2ロールシャッハ法①初歩についてのまとめ【予習】これまでに学んだロールシャッハ法の初歩について復習しておく(60)
【復習】ロールシャッハ法で理解があいまいなところを確実に理解しておく(60)
【課題】ロールシャッハ・テストを施行する
3ロールシャッハ法②解釈法1【復習】ロールシャッハ法についてのさらなる知識を整理しておく(60)
【課題】施行したロールシャッハ・テストのスコアリングと結果の整理を行う(90)
4ロールシャッハ法③解釈法2【復習】ロールシャッハ法についてのさらなる知識を整理しておく(60)
【課題】施行したロールシャッハ・テストの分析を行う(90)
5SCT(文章完成法)①SCT体験実習【復習】SCTの基礎について確認しておく(60)
【課題】施行したロールシャッハ・テストの結果報告書を作成する
6SCT(文章完成法)②SCT解釈法【復習】SCTの基本的な解釈法を確認しておく(60)
【課題】SCTの結果報告書を作成する(120)
7PFスタディ①PFスタディ体験実習【復習】PFスタディの基礎について確認しておく(90)
8PFスタディ②PFスタディ解釈法【復習】PFスタディの基本的な解釈法を確認しておく(60)
【課題】PFスタディの結果報告書を作成する(120)
9描画法①体験実習【復習】描画法の基礎について確認しておく(90)
10描画法②解釈法1【復習】描画法の基本的な解釈法を確認しておく(60)
【課題】描画法の結果報告書を作成する(120)
11描画法③解釈法2【復習】描画法の基本的な解釈法を確認しておく(60)
【課題】描画法の結果報告書を作成する(120)
12TAT①体験実習【復習】描画法の基礎について確認しておく(90)
13TAT②解釈法【復習】TATの基本的な解釈法を確認しておく(60)
【課題】TATの結果報告書を作成する(120)
14その他の投影法(ソンディ・テスト・BGTなど)・解説【復習】その他の投影法の基礎について確認しておく(90)
15まとめ【予習】これまでの講義についてまとめておく(120)
【復習】今回の講義を受けてどのように今後に生かすか考える(90)
試験実施方法
レポート試験
評価方法
評価方法割合評価基準
受講態度30%授業への積極的な参加態度(積極的な発言、課題発表など)を客観的に評価する。
レポート70%解釈法について正しく理解し、基本的な解釈ができているか、さらに十分な考察がなされているかの点から評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業で資料を配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業で適宜指示』
参考URL
質疑応答
授業中に受け付ける
メールにて受け付ける
備考
講義は一度でも休むと理解が難しくなるので、絶対に休まないという覚悟をもって受講すること。
画像
ファイル
更新日付2020/08/07 10:22:08