開講年度2020
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
科目名講読(思想と芸術)Ⅱ
担当教員下川 玲子
学期曜日時限秋学期 火曜日 3時限
科目区分選択必修
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーN321-842-53
使用教室9305
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本思想文献講読 Ⅱ
授業の概要
 この講読は、卒論で日本思想史をテーマに取り組みたい学生が受講するものである。卒論において、自分が関心ある人物の思想を扱い、彼らが何を考え、彼らの考えたことが自分の今後の生き方や日本の将来にどう生かせるかを追究するための基礎的な準備を、この講読において行う。
授業の到達
目標
 「講読I」では、中世までの思想を扱ったので、この「講読II」では、近世(江戸時代)以降の思想を中心に扱う。
 近世以後の思想の原典を読み解くことができる能力を培う。4年生で卒論を執筆できる基礎力を身につける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 授業末に提出したまとめレポート(教員が回収)、および授業中の取り組みについて、個人的に面談し今後の課題を確認する。
使用言語
 日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1 日本近世における朱子学の受容(1) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
2 日本近世における朱子学の受容(2) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
3 朱子学批判の儒教思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
4 石門心学と商人の思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
5 安藤昌益の農本思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
6 本居宣長と国学思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
7 近世における西洋思想の受容(蘭学) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
8 幕末の思想(1) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
9 幕末の思想(2) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
10 福沢諭吉と近代思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
11 中江兆民と近代思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
12 幸徳秋水と社会主義思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
13 吉野作造と民本主義思想 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
14 平塚らいてうと女性解放の思想(1) 復習、および読書(卒論につながる文献)
 授業での発表準備(60分)
15 平塚らいてうと女性解放の思想(2) まとめレポートの作成(5時間)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業での発表40%思想家の原典を正確に把握し、その意義を明らかにしているか。
授業態度30%授業内で積極的に発言しているか。
まとめレポート30%思想家の主張を正確に理解し、4年生での卒論の展開につなげてゆけるか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本思想大系』岩波書店
2.『日本の名著』中央公論社
3.『平塚らいてう著作集』大月書店
参考URL
質疑応答
授業内、あるいは、研究室3433で、いつでも受け付ける。
備考
研究室は、3433。火・水・金は研究室にいることが多い。
画像
ファイル
更新日付2020/01/28 12:39:54