開講年度2020
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名美術の歴史Ⅱ
担当教員井上 瞳
学期曜日時限秋学期 月曜日 3時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-116-02
使用教室3509
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本美術史II 近世~現代
授業の概要
日本美術の歴史を通期で概観します。春学期に引き続き、秋学期では、近世から現代まで、各時代を背景にしてどのような美術が生まれてきたのかを辿ります。天下人のための城郭を飾った豪華な障壁画と、茶の湯に代表される桃山美術。狩野派、琳派、文人画、浮世絵や奇想の画家たちなど様々な展開を見せた江戸の美術。近代に入って生まれた日本画と洋画。そして戦前、戦後の美術までを通して、各時代を代表する絵画や彫刻、工芸作品を取り上げます。
授業の到達
目標
各時代に見られる美術の造形が、どのような歴史的背景をもとに生まれ、どのような特徴を持つのかを把握し鑑賞できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業時間内で小テストの解答の解説を行います。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1概説
○春学期で学んだ美術の歴史を振り返るとともに、秋学期で学ぶ概要をつかみます。
【予習・復習】春学期履修者は、学んだ項目を復習しておくこと。(30分)
2桃山時代(1)
○室町時代に始まり明治時代まで続いた御用絵師集団、狩野派の流れを学びます。
【予習・復習】第6章桃山時代の項目に目を通すこと。(30分)
3桃山時代(2)
○桃山時代、千利休によって大成された茶の湯の美術について学びます。
【予習・復習】第6章桃山時代の項目に目を通すこと。(30分)
4江戸時代(1)
○琳派の流れをたどります。
【予習・復習】第7章江戸時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
5江戸時代(2)
○近年注目される奇想の画家、伊藤若冲、曽我蕭白、長澤芦雪などを取り上げて学びます。
【予習・復習】第7章江戸時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
6江戸時代(3)
○浮世絵について、江戸初期の浮世絵の誕生から幕末までたどります。
【予習・復習】第7章江戸時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
7江戸時代(4)
○文人画、洋風画について学びます。
【予習・復習】第7章江戸時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
8明治時代(1)
○日本画の誕生について学びます。
【予習・復習】第8章明治時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
9明治時代(2)
○洋画の誕生につて学びます。
【予習・復習】第8章明治時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
10明治時代(3)
○日本画の展開について学びます。
【予習・復習】第8章明治時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
11明治時代(4)
○19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した日本趣味であるジャポニスムについて学びます。
【予習・復習】第8章明治時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
12明治時代(5)
○明治時代に海外流出した日本美術の名品の数々について学びます。
【予習・復習】第8章明治時代の関連する項目に目を通すこと。(30分)
13大正時代・戦前
○大正時代から戦前にかけて見られた美術の潮流について学びます。
【予習・復習】第9章大正時代・戦前の項目に目を通すこと。(30分)
14戦後・現代
○戦後から現代にかけて見られた美術の潮流について学びます。
【予習・復習】第10章戦後・現代の項目に目を通すこと。(30分)
15美術館見学
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
授業内小テスト660点を評価基準とします
美術館見学レポート2課題に対しての達成度を評価
授業態度2私語、携帯電話の使用、欠席・遅刻状況など
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『日本美術史』山下裕二・高岸輝美術出版社3024978-4-568-38907-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『美術の歴史』辻惟雄美術出版社3024978-4-568-38907-4
参考URL
1.適宜授業内で紹介
質疑応答
授業中および授業後に直接対応します。
オフィスアワー:水曜日2限 3417(3号館4階) 
備考
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2020/03/02 18:19:36