開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名自然地理学Ⅱ
担当教員富田 啓介
学期曜日時限秋学期 火曜日 2時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH231-181-02
使用教室2108
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
東海丘陵の里地・里山を探る
授業の概要
自然地理学の視点から、身近な地域(東海丘陵)の自然環境の歴史や特色を学ぶ。特に里地・里山の自然環境(雑木林・田畑・ため池・湧水湿地など)に焦点を置き、それが人々の生活とのかかわりの中で、どのように形成され変化したかを、講義担当者が実際に行っている研究成果も交えて紹介する。
授業の到達
目標
里地・里山の自然環境の特色について説明できるようになる。東海地方の丘陵地における人と自然の関わりの履歴を踏まえ、それを今後どのように保全していくべきか論じられるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業期間中に提出された課題レポートに対し、最終回の授業で講評を行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
身近な自然環境のスライドショー
里地・里山について触れた報道などに目を通す(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
2東海丘陵の自然を知る 1
成り立ちと地形・地質
愛知県尾張地方の地形・地質について調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
3東海丘陵の自然を知る 2
気候と植生
愛知県尾張地方の気候・植生について調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
4東海丘陵の環境史 1
里地・里山とは何か?
里地・里山の意味や分布を調べる(1.5h)
授業内容の振り返り(1.5h)
5東海丘陵の環境史 2
先史時代~中世
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
6東海丘陵の環境史 3
近世
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
7東海丘陵の環境史 4
高度成長期前の暮らしと自然
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
8東海丘陵の環境史 5
キツネとの付き合いから里山を考える
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
9東海丘陵の環境史 6
高度成長期以降に起こったこと
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
10里地里山の水辺 1
湧水湿地の環境
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
11里地里山の水辺 2
湧水湿地と人の関わり
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
12里地里山の水辺 3
水田とため池の環境
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
13里地里山の水辺 4
ため池と人の関わり:竜を例にとって
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
14里地里山の水辺 5
ため池の環境を調べる
授業内容の振り返り、および授業内容に関連したウェブサイトや書籍を読んでみる(3h)
15レポート講評、および
東海地方のほかの里山の事例
現地取材とその準備(10h)
資料調べ、レポート執筆(8h)
試験実施方法
その他
評価方法
評価方法割合評価基準
(授業期間中に課す、現地を観察したうえでの)課題レポート100%授業内容を理解し、それを踏まえて自然環境の状況を観察できているか、また、保全への具体的提言ができているか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を用いる』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『里山の人の気配を追って』富田啓介花伝社1,870978-4763407481
参考URL
質疑応答
コメントシートやオフィスアワーで対応する。授業中の質問も歓迎する。
もらった質問の中で有益なものは、次回授業で回答を行う。
オフィスアワー:月曜14時~15時、研究室(2号館2425)。そのほか、在室していれば随時対応する。
備考
レポート課題は、授業時間外に大学近隣の里地里山に実際に行き、取材を行い、その状況や活用のための意見をまとめる内容です。これを行う時間を作ることが履修の条件となります。
画像
ファイル
更新日付2020/03/02 18:18:37