開講年度2020
開講学科歴史学科 2015年度以降入学
科目名日本史基礎演習A-Ⅱ
担当教員松薗 斉
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーH332-162-18
使用教室3426
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
中世の日記を読んでみよう
授業の概要
 ここでは、より専門的かつ実際的な知識を習得し、卒業研究のための基礎的な史料読解力を養うために、中世の基本的な史料の一つである『看聞日記』を読んでいく。
授業の到達
目標
 『看聞日記』は、伏見宮貞成親王(1372~1456)という皇族の記した応永23(1416)年から宝徳4(1452) 年にいたる漢文の日記であり、この時期の室町将軍義持や義教を中心とする政界の詳しい動向や、貞成が暮らした伏見荘界隈の在地の世界、更に琵琶法師や猿楽などの芸能関係の記事が満載されている。日記は大部のもので、一年間ですべてを通読することは不可能であるため、今年度は永享7年8月から読みはじめ、室町時代の政治や生活文化についての理解を深めていくつもりである。
 秋学期は、各自が自分の力で解釈ができるようになることを目標とする。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
定期試験終了後、模範解答を掲示し、個別に指導する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1永享8年正月1~10日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
2永享8年正月11~15日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
3永享8年正月16~20日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
4永享8年正月21~25日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
5永享8年正月26~29日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
6永享8年2月1~5日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
7永享8年2月6~10日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
8永享8年2月11~14日条条担当箇所の予習と復習(2時間)。
9永享8年2月15~30日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
10永享8年3月1~10日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
11永享8年3月11~20日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
12永享8年3月21~25日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
13永享8年3月26~30日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
14永享8年4月1~10日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
15永享8年3月11~20日条担当箇所の予習と復習(2時間)。
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
試験70%史料をきちんと解釈できるかどうかを評価する
担当箇所の読み30%担当箇所をきちんと調べて読み、かつ適切な解釈ができているたかを評価。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布プリント』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『看聞御記-「王者」と「衆庶」のはざまにて-』横井清そしえて社
参考URL
質疑応答
時間のある時はいつでも応じる。
備考
画像
ファイル
更新日付2020/03/02 18:03:04