開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名史学概論Ⅱ
担当教員中川 すがね
学期曜日時限秋学期 金曜日 4時限
科目区分その他
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーH211-161-02
使用教室1301
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本史学の展開と課題
授業の概要
本授業は大学で歴史学を研究する際に必要となる基本的な知識の習得と、歴史を学ぶ意義とはなにか、自らが考えることを目標とする。特に歴史学科のカリキュラムポリシーに定めた教育方法のうち文献・資料の分析・活用の修得と現代的問題へのアプローチを中心にすえる。具体的には日本における歴史的考え方の変化や特徴を、主として日本近世史研究を中心に解説する。また史料をどのように生かして歴史を構築するのか、また文化財としてどのように受け継いでいくのかも考える。
授業の到達
目標
1 歴史認識は変わるものであることを理解し、自分なりの歴史の興味のありどころやこれまでの見方につい再検討する。
2 アクティブラーニング~ゼミ単位のグループ報告を通して、資料調査と報告の基礎的方法を身につける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内の特定の日に希望者に対して研究室で答案を返却する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス 歴史を研究するとはどういうことかー自己紹介をかねて講義内容の復習(60分)
2高校と大学の歴史の違いー高校日本史教科書の批判的検討予習として史学概論Ⅰで学んだ歴史叙述と時代区分について確認する(60分)
講義内容の復習(30分)
3「近世」をめぐる学説の検討 その1 明治・大正の西洋歴史学の導入と「近世」講義内容の復習と配布資料の予習(90分)
4「近世」をめぐる学説の検討 2 昭和初期の日本資本主義論争と「近世」のイメージ講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分程度)
5「近世」をめぐる学説の検討 3 E・H・ノーマンと近代化論の歴史観と「近世」のイメージ
世界史における今週の出来事①~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分程度)
6「近世」をめぐる学説の検討 4 女性史と「近世」
世界史における今週の出来事②~1ゼミが15分程度で発表する。
講講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
7「近世」をめぐる学説の検討 5 女性史と「近世」
世界史における今週の出来事③~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
8近世」をめぐる学説の検討 6 社会史と感覚
世界史における今週の出来事④~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
9近世」をめぐる学説の検討 1 近世古文書とは
世界史における今週の出来事⑤~1ゼミがレジュメを作成して15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
10史料にふれる  2 近世古文書の整理と保存
世界史における今週の出来事⑥~1ゼミがレジュメを作成して15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
11史料にふれる 2 近世古文書の整理と保存
世界史における今週の出来事⑦~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
12史料にふれる 3 御触書の「史料批判」
世界史における今週の出来事⑧~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
13史料にふれる 4 文献史学と考古学
世界史における今週の出来事⑨~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
14史料にふれる 5  画像史料の活用
世界史における今週の出来事⑩~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
15史料にふれる 6  画像史料の活用
世界史における今週の出来事⑪~1ゼミが15分程度で発表する。
講義内容の復習と配布資料の予習(30分)
ゼミ発表の準備(60分)
試験実施方法
定期試験
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験70%授業の内容を理解して自分なりの見方で解釈できる。
授業への参加態度30%ゼミ発表に積極的に関わり、明快な発表ができる。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料を使用する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配布資料においてテーマ別に紹介する。』
参考URL
質疑応答
授業後、あるいは木曜3限のオフィスアワー等で3号館4階3419研究室において常時対応するが、学生は前日までにメールで予約を取って研究室を訪問すること。
メールでの問い合わせ先はsnaka@dpc.agu.ac.jp
備考
画像
ファイル
更新日付2020/02/28 16:11:17