開講年度2020
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
2018年心身科学部心理学科
科目名日本の文化と社会Ⅱ
担当教員武藤 彩加
学期曜日時限秋学期 月曜日 4時限
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーB231-162-02
使用教室2506
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ことばと文化・社会
授業の概要
ことばには文化(およそ習慣・価値など)が反映されています。この講義では、日本語のさまざまな表現を題材とし、そこに表れる日本人のものの見方や考え方を観察し自ら考える力を養います。また多文化社会に関わるディスカションを通して、コミュニケーション力を磨きます。
授業の到達
目標
受講者は事前に配付された資料に目を通し、母語として自然に身につけた日本語を振り返り、各設問について考えてくる。授業内ではこれを持ち寄り、グループをつくりグループ内で意見交換をする。その後、教員から得た新たな「ことばの視点」から、自身の母語を振り返る。これにより、講義を受ける前と受けた後で考え方にどのような違いを生じたかを振り返ることができ、各自が新たな知見を広めたことを再確認できるようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
13回分の課題プリントの提出のほか、期末レポートを課す。成績発表後、問合せに応じて試験結果を伝える。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション、「~したことがある」「~することがある」(経験を表す)1回目の授業で学んだことを振り返る。 2回目についてプリントを読んでおく。
2「まで」「までに」「あいだ」「あいだに」「うちに」(継続と瞬間)2回目の授業の内容を振り返る。3回目についてプリントを読んでおく。
3「する」「なる」(話者の意志を出さない表現)3回目の授業の内容を振り返る。4回目についてプリントを読んでおく。
4「見える・見られる」「聞こえる・聞ける」 (意志の有無の反映)4回目の授業の内容を振り返る。5回目についてプリントを読んでおく。
5「ある」「いる」(生物か無生物か)5回目の授業の内容を振り返る。6回目についてプリントを読んでおく。
6「です」「ます」の文の働き(親しさの距離)6回目の授業の内容を振り返る。7回目についてプリントを読んでおく。
7「ので」「から」「て(で)」(理由を強く訴える)7回目の授業の内容を振り返る。8回目についてプリントを読んでおく。
8「ながら」「まま」(未完・放置)8回目の授業の内容を振り返る。9回目についてプリントを読んでおく。
9並列:「と」「や」「たり」「とか」「て(で)」「し」(暗に示す)9回目の授業の内容を振り返る。10回目についてプリントを読んでおく。
10「ても」「のに」(疑問・意外・残念)10回目の授業の内容を振り返る。11回目についてプリントを読んでおく。
11許可・不許可に関する表現(道徳・規則)11回目の授業の内容を振り返る。12回目についてプリントを読んでおく。
12人に働きかける表現(心理的上下関係と距離感)12回目の授業の内容を振り返る。13回目についてプリントを読んでおく。
13否定文の様々な意味(反語・強制)13回目の授業の内容を振り返る。14回目についてプリントを読んでおく。
14質問、振り返り、まとめ(13回分のプリントをまとめて提出)これまでの授業の内容を振り返る。
15期末レポート提出一学期の学びについて総括し、理解不足のところがあれば復習し身につける。
試験実施方法
試験は実施しない。
評価方法
評価方法割合評価基準
出席・参加度(コメントシート)42点(3点×14)
課題プリントの提出(第14回の授業時に、全13回分をまとめて提出)29点
期末レポート29点
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
備考
【期末レポートについて】
テストに代わるものとして、「期末レポート」を提出していただきます。第15回の提出日に間に合うように、学期を通して少しずつ準備を進めるようにしてください。

*期末レポート課題:日本語学に関する研究の中で、興味がある論文や書籍を5本以上読んで、リスト化しなさい。またそれらの内容を要約したうえで、残されている研究課題について述べなさい(5本のリスト、要約、残されている課題すべてを、1,200字以上でひとつのレポートにまとめること)。
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更新日付2020/08/14 13:40:51